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ふわもち食感なギモーヴのレシピを紹介!マシュマロとの違いも解説

ギモーヴというお菓子をご存知ですか?独特の食感とかわいらしい見た目が特徴的な、フランス発祥のスイーツです。聞き慣れない方も多いと思いますので、今回は「ギモーヴ」の発祥や特徴を徹底解説します!自宅で作れるギモーヴのレシピも紹介しますので、気になった方はぜひ挑戦してみてください。

ギモーヴとは?

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出典:生マシュマロ ギモーヴ ブルーム・パッション – Cake.jp

まずはギモーヴというお菓子について解説します。味や食感、見た目の特徴を紹介すると同時に、マシュマロとの違いも比較しています。「ギモーヴは高級版のマシュマロ」と思われがちですが、実は大きな違いがあるので、しっかり覚えておきましょう。

ギモーヴの特徴

ギモーヴは、果物をすりつぶしてピューレにしたものにゼラチンを加えて作ります。そのため、フルーツの風味がしっかり感じられます。
また、使用するフルーツによって色や甘さが変わる点も特徴です。しっとりした舌ざわりで、少しぷるんと滑らかさがあります。

ギモーブとマシュマロの違い

出典:マシュマロ – Pixabay

ギモーブはフランス発祥、マシュマロはアメリカ発祥のスイーツです。どちらも「ウスベニタチアオイ」という植物を語源にしています。
フランス語では「guimauve officinale」、英語では「common marshmallow」と言います。ウスベニタチアオイから取れるデンプンを元に作っているため、語源が同じになりました。

どちらももちっとした食感は似ていますが、マシュマロの方が弾力が強いです。その分ギモーヴの方が柔らかく、舌の上でジュワっと溶けていく感触があります。

味は顕著に違いがあります。マシュマロはメレンゲを中心に砂糖やシロップを加えているため、甘さが強いです。さまざまなフレーバーが販売されているのでフルーツ系のマシュマロもありますが、基本は白色です。
一方でギモーヴはフルーツピューレを中心に作っているので、フルーツの酸味と甘味がダイレクトに感じられます。使用するフルーツに応じて色味が変わるため、並べるとカラフルな見た目をしているのが特徴です。

形も若干異なります。マシュマロは、皆さんがご存知のように、丸っこく角がない形をしています。一方でギモーヴは平らなバットに冷やし固めてカットするので、やや平らな四角い形をしたものが多いです。

基本的な作り方は、「マシュマロはメレンゲを使う」「ギモーヴは卵白を使わない」点が最大の違いです。しかし販売している店舗やメーカーによっては、手軽に軽い食感を出すために、ギモーヴにも卵白を使用している場合があります。
また、味付きのマシュマロはフルーツピューレを使用しているものもあるため、作り方による完全な線引きはできません。多様なアレンジがあるので、傾向として覚えておくと良いでしょう。

ギモーヴの作り方

出典:ギモーヴ – photoAC

自宅でも作れるギモーブのレシピを紹介します。今回紹介するのは、子どもから大人まで楽しめる、いちごを使用したギモーヴのレシピです。独特のふわふわでもちもち食感を出すためのコツも合わせて記載しますので、ぜひ参考にしてみてください。

いちごのギモーヴの材料

およそ50個分の材料で記載しています。必要に応じて調節してください。

いちご:150g
グラニュー糖:130g
水あめ:50g
水:50ml
粉ゼラチン:10g
レモン汁:大さじ1
コーンスターチ:まぶす用

いちごのギモーヴの作り方

まずは果実からいちごピューレを作ります。市販のピューレを使用する方は、次の工程に進んでください。

  1. いちごはヘタを取り、5mm程度に細かく切る。もしくはフードプロセッサーで細かくする。
  2. 鍋に①とグラニュー糖を入れ、中火にかける。
  3. 沸騰したら弱火にして、とろみがつくまで木べらでゆっくり混ぜながら煮込む。
  4. 水あめ、レモン汁を加えて105度になったら火を止める。

続いてギモーヴを作ります。

  1. ゼラチンを水に振りかけてふやかしておく。
  2. 80度ほどになったいちごピューレにゼラチンを入れ、溶けきるまでしっかり混ぜる
  3. ハンドミキサーでもったりするまで泡立てる
    ※温度が下がってゼラチンが固まってきたら、湯煎で少し温めると混ぜやすいです
  4. 平らなバットにクッキングシートを敷き、③を流し入れる
  5. 軽くたたいて空気を抜いてから、冷蔵庫で1時間ほど冷やし固める
  6. 台にコーンスターチをまぶし、その上に⑤を取り出す
  7. さらにコーンスターチを表面や横など全体にまぶす
  8. 1口サイズにカットして完成

ギモーヴにおすすめのフルーツ

出典:フルーツ – Pixabay

ギモーヴを作る際によく使われるフルーツを紹介します。

ベリー系

ギモーヴでよく使われるのが、いちごやブルーベリーなどのベリー系です。ほどよい甘さと酸味が食べやすく、色も綺麗に出ます。冷凍のミックスベリーなどを使用するのもおすすめです。

柑橘系

レモンやゆずなどの柑橘系を使うことで、爽やかな食べ心地になります。皮をすりおろして混ぜると、風味がより強くなるので試してみてください。

紅茶

フルーツピューレではなく、紅茶やコーヒーを使用したギモーヴも作れます。一味違うギモーヴを食べたい方や、さっぱりしたスイーツが好きな方におすすめです。

ギモーヴ作りの注意点とコツ

ゼラチンは100度以上の高温になると固まりづらくなる性質があります。溶かす際は温度に注意しましょう。
また、生のパイナップル、キウイ、パパイヤなどはゼラチンを固めづらくしてしまう酵素を持っています。使う際はしっかり熱を通してから混ぜるか、缶詰を利用してください。

ゼラチンを溶かしたあとは、ハンドミキサーを使用してしっかり泡立てることで、よりふわふわ食感のギモーブになります。泡だて器で手動で泡立てるのは大変なので、可能であればハンドミキサーを用意すると良いでしょう。

通販で購入できるギモーヴ

出典:ギモーヴ – photoAC

あまりなじみがない「ギモーヴ」ですが、実は通販で簡単に購入できます。Cake.jpで購入できるギモーヴを紹介しますので、ぜひお店ごとの食感の違いなどを感じてみてください。

niko gifts&sweets

未体験スイーツ ギモーヴカラフルMix5粒袋入り

未体験スイーツ ギモーヴカラフルMix5粒袋入り

¥230税込

いちごや青りんご、ライムなどのピューレを使用したギモーヴが5つ入っています。カラフルでポップな色合いと、上部のリボンがおしゃれな商品です。ギフトや、ギモーヴを初めて食べる方、試してみたい方におすすめです。

味はいちご、カシス、青リンゴ、パッションフルーツ、ライム、季節のフレーバーからランダムで入ります。
香料不使用なので、果物の自然で濃厚な香りが楽しめますよ。
全ての味をセットにした詰め合わせ商品も販売されていますので、ギモーヴ好きの方はそちらもぜひチェックしてください。

LT by LOUANGE TOKYO

ギモーヴショコラ

ギモーヴショコラ

¥2,592税込

テレビや雑誌で幾度も紹介されている人気店「ルワンジュ東京」のギモーヴです。チョコレートでコーティングされた少し変わったギモーヴが5つ入っています。

味はあまおう、シャンパン、バナナマンゴー、ミント&ライム、ローズ&カシスです。フルーツの濃厚な香りとギモーブのくちどけ、チョコレートの香ばしさがマッチした、不思議なスイーツになっています。
コーティングやパッケージはシックでおしゃれに仕上がっていますので、ギフトにもおすすめです。

パティスリーエスキィス

ギモーヴ ギフトBOX E

ギモーヴ ギフトBOX E

¥656税込

細部にまでこだわって作り上げた自慢のギモーヴです。ギモーヴは材料や作り方がシンプルな分、ミキサーの混ぜ方で食感に大きな差が出てきてしまいます。
常に同じクオリティの商品ができるよう、温度管理を徹底しながら1つ1つ丁寧にこだわって作り上げました。

エスキィスのギモーヴは、フルーツのうま味をしっかり凝縮した濃厚な味わいが人気で、テレビや雑誌などでも紹介されるほどです。これまでに累計50万個以上の販売実績もあるので、絶品ギモーヴを食べてみたい方におすすめです。

「生マシュマロ」とも呼ばれる新食感スイーツ

出典:ギモーヴ – photoAC

カラフルでかわいい見た目と、フルーツのジューシーさが味わえるギモーヴはギフトにぴったりです。マシュマロのような強い甘さもないので、甘党でない方でも食べやすいです。ぜひこの機会にギモーヴの魅力を知り、いろいろなお店のギモーヴを食べてみてください。

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