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【お土産におすすめ】人気のもみじ饅頭専門店5選!

広島の定番のおみやげと言われれば何を思い浮かべますか。一番に頭に浮かんだのが「もみじ饅頭」だった方もお多いのではないでしょうか。

そんなもみじ饅頭ですが、昨今では様々なバリエーションのものが登場していることをご存じですか。

今回は由来や発祥など、もみじ饅頭について学びながら、おすすめのもみじ饅頭専門店を5つ紹介します。これを読み終える頃には、もみじ饅頭が食べたくなること間違いなしです。

「もみじ饅頭」とは?

出典:写真AC

そもそももみじ饅頭は、どうして「もみじ」の形を模しているのかを知っていますか。
ここではまず、もみじ饅頭の基礎知識をお届けします。一緒に隠された謎を解き明かしていきましょう。

□広島の銘菓「もみじ饅頭」

もみじ饅頭は日本三景のひとつとして挙げられる「宮島」の銘菓として、そして今や広島全土を代表する銘菓として、全国的にその名を知られるようになりました。

そしてもみじ饅頭の象徴とされる「もみじ」の形についてですが、もみじは広島の県花かつ、宮島町の木でもあることがその理由とされています。

国内産小豆の皮を取り除いて作る舌触り滑らかかつ品のある餡と、小麦粉・卵・砂糖・水飴を独自の割合で配合された香ばしい生地が特徴的です。

□発祥と由来

もみじ饅頭の発案者は、明治時代後期の和菓子職人・高津常助だと言われています。

宮島の紅葉谷にある旅館・岩惣の女将が高津氏に「大切なお客様への手土産に、紅葉谷の名にふさわしい菓子を作ってほしい」と依頼しました。そこで試行錯誤の末に完成したのが、「紅葉形焼饅頭」でした。

一方で、初代内閣総理大臣である伊藤博文が宮島を訪問した際、茶屋の娘さんの可愛らしいふっくらとした手を見て、「紅葉の形をした菓子を焼いて食べたらさぞ美味しかろう」と口にしたことが起源だという説もあります。

どちらが事実なのか、はたまた双方とも事実なのかは定かではありませんが、以来原材料や製法の研究・改良が加えられ、今では宮島はもちろんのこと、広島全土においても欠かすことのできない銘菓となっています。

□昨今のもみじ饅頭は進化している!?

ふわふわしっとりなあのカステラ生地の中に「さらし餡(こしあん)」を入れたものが一般的ですが、昭和59年頃を境に、餡に代わる様々なバリエーションに富んだもみじ饅頭が登場するようになりました。

例えば、粒餡、カスタードクリーム、チーズ、チョコレート、抹茶、栗、芋、各種フルーツなどが挙げられます。また、お酒を練り込んだものや、もみじ饅頭を丸ごと揚げた、その名も「揚げもみじ」なるものも出てきて発展をみせています。

現在宮島には約20件のもみじ饅頭製造業者がおり、それぞれの店が個性を大切にしながら営業しています。

【おすすめしたい!】人気のもみじ饅頭専門店 5選

出典:写真AC

先ほども紹介したように、今日では各お店の個性が光る、バリエーション豊かなもみじ饅頭が続々と登場しています。そのため、いざお土産などに選ぼうとすると迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そんな方のために、今回は各お店の特徴を踏まえて、おすすめしたいもみじ饅頭専門店をランキング形式で紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

◆にしき堂

もみじ饅頭初心者さんにおすすめしたいのが、こちらの「にしき堂」です。“もみじ饅頭といえば…”と投げかけるとこの名が返ってくるほどの大手メーカーで、きめの細かいしっとりとした生地が特徴的です。

大堂の餡子が入ったものはもちろん、季節限定のものや、あの国民的人気キャラクターのドラえもんがもみじ饅頭になったその名も「どこでもみじ」や、七大アレルゲン対応型の「すこやかもみじ」など、趣向に富んだもみじ饅頭が数多く並んでいます。

その中でも特におすすめしたいのが、「生もみじ」です。一般的なもみじ饅頭とは少し異なり、生菓子に分類されます。地元・広島で作られた米粉と餅粉で作られるもちもちしっとりな生地は、まるでお餅を食べているかのようです。もみじ饅頭に対するイメージが少し変わるかもしれませんよ。

◆高津堂

もみじ饅頭の本家と言われているのが、こちらの高津堂です。創業以来100年以上守り作られてきたこの味は、今でもほぼ毎日完売するほどの人気ぶりとなっています。

看板上品である「元祖もみじ饅頭」を筆頭に、日本茶もみぢ、新緑もみぢ、酒香るもみぢ、レモン餡、黒ごま餡など、魅力溢れる商品が数多く並びます。また、桜餡やラムネ餡、メロン餡、栗あんなど季節限定の商品も登場するようなので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

◆やまだ屋

甘党な方におすすめしたいのが、こちら「やまだ屋」のもみじ饅頭です。

創業当時から変わらず作り続けられている小豆のさらし餡に加え、現在はチョコレートやチーズ、レモンなど季節限定の商品も併せると約20種類のラインナップが取り揃えられています。

そのため、餡子が苦手な方でももみじ饅頭を楽しむことが可能です。また生地に関しては、ぎっしりと密度高めになっており、風味も豊かでボリューミーなのが特徴です。

宮島本店では、前日までの予約でもみじ饅頭の手焼き体験ができます。自分で焼いた焼きたてふわふわなもみじ饅頭を堪能することができますよ。

◆藤い屋

「藤色のこしあん」が特徴的な藤い屋のもみじ饅頭は、宮島で九十年以上に渡り愛されてきた味です。

もみじ饅頭作りに欠かすことのできない、小麦、卵、小豆の3つの素材は、特に厳選したものを使用しています。餡には北海道産の小豆を使用しています。特にその小豆の皮をむいてから豆の実だけを炊くことにより作られる「藤色のこしあん」は、藤い屋の代名詞にもなっています。

またそれを包むカステラの原料である卵は、近隣の農場から仕入れる新鮮なものを、また、小麦粉は小麦本来の旨味が感じられるように専用に製粉してもらったオリジナル製粉のものを使用しています。

たっぷりと空気を含んだふわふわの生地ですが、外側はこんがりと焼かれているためパリッとした食感も楽しむことができます。

優しい甘さの上品なもみじ饅頭なので、甘いものが苦手な方にもおすすめしたい一品です。

◆紅葉堂

最後に紹介するのは、ふわふわのカステラ生地が最大の特徴のもみじ饅頭を提案する「紅葉堂」です。

契約養鶏場から取り寄せる「純国産鶏もみじ」な朝採り卵を使用し、ふっくらと空気を含ませた生地は、まるでカステラや洋菓子を連想させるかのようです。

種類としては、定番の「こしあん」を始め、福岡県八女市の上質な茶葉を使った「ほしぞら抹茶」、瀬戸内のレモンをふんだんに使用した「瀬戸内レモン」も魅力的です。

そして、紅葉堂に足を運んべる方にぜひとも食べていただきたいのが「揚げもみじ」です。揚げもみじはその名のごとく、もみじ饅頭を串に刺して揚げた商品です。

毎日作るもみじ饅頭の中で、多少出来栄えの良くないものを美味しく食べる方法として誕生したそうです。注文を受けてから揚げてくれるのでできたて熱々を楽しむことができますよ。

cake.jpで購入できるおすすめのお饅頭

出典:写真AC

cake.jpで購入できるおすすめのお饅頭を紹介します。どの世代からも愛されるお饅頭は、ほっと一息つくときのお茶うけにはもちろん、大切な方への贈り物やおもてなしにも最適ですよ。

【株式会社紅屋重正】【御菓子司 紅屋重正】大手饅頭 4個入り

まずお届けするのは、越後産の良質なもち米、長岡の銘酒吉乃川の酒糀、沖縄県産黒糖、北海道産小豆など、厳選された素材で蒸しあげた伝統の酒元饅頭です。

「御菓子司 紅屋重正」は、越後長岡藩の御用として重用されていた由緒ある菓子処です。中でも名物の大手饅頭は、甘味の強い餡子と厚みのある皮とのバランスが良く、上品な味わいに仕上がっています。

全国的にも希少になった、元酒を発酵させることで生地を膨らませる、200年間変わらない伝統的な製法を守り続けており、今もなお贈答品の定番の品として広く愛されています。

【株式会社 中條屋】中條饅頭 黒あん・白あん・詰合せ 6個入り

中條饅頭 黒あん・白あん・詰合せ 6個入り

中條饅頭 黒あん・白あん・詰合せ 6個入り

¥900税込

続いて紹介するのは、160年余りの歴史をもつ、山形県かみのやまのお饅頭専門店のお饅頭です。

日本全国から探しあてたこだわりの材料を使い、門外不出の製法で初代からの変わらぬ味を守り続けてきた中條饅頭は、ここ中條屋でしか味わうことのできない美味食感となっています。

特に一番のこだわりが詰まっている「皮」は柔らかさを生み出せるよう、材料はもちろん、生地を練るときの水分量や時間、温度など、製造過程においてこれまで培われてきた技術・知識・感覚が一挙に詰め込まれています。

今回は黒あんと白あんを各3個ずつ、計6個の詰め合わせです。どちらの餡が好みか、食べ比べてみてくださいね。

【御菓子司上野】チーズ饅頭・日向夏みかん最中 詰め合わせセット(各種5個 計10個入り)

チーズ饅頭・日向夏みかん最中 詰め合わせセット(各種5個 計10個入り)

チーズ饅頭・日向夏みかん最中 詰め合わせセット(各種5個 計10個入り)

¥1,500税込

最後に紹介するのは、昭和24年創業の三代にわたって続くお菓子屋さんのお饅頭と最中の詰め合わせです。御菓子司上野は、地産地消にこだわり、地元宮崎の素材を生かしたお菓子を製造しています。

チーズ饅頭は、九州産の生乳100%で作られた宮崎県産千穂バターを贅沢に使い、濃厚で深い味わいとサクサクほろりとした食感を楽しむことのできるクッキー生地に仕立てられています。

甘さ控えめでほんのり塩味の感じられるクリームチーズベースのなめらかなクリームをひとつひとつ手作業で丁寧に包み、一気に高温で焼き上げます。

日向夏みかん最中は、宮崎県産の日向夏農家から直接仕入れた日向夏をひとつひとつ手作業で皮を剥いて刻み、自家製の白餡にたっぷりと練り込んだ餡が堪らない美味しさの逸品です。パリッとした最中の皮と、日向夏の爽やかな風味がクセになるしっとりとした餡の相性は抜群です。

どのもみじ饅頭にしようかな?

出典:写真AC

今回はもみじ饅頭の歴史や由来などの基礎知識と、おすすめの人気専門店を5つ紹介しました。気になるもみじ饅頭は見つかりましたか。

ひとくくりにもみじ饅頭といっても、各お店の個性やこだわりが光っており、餡や生地のバリエーションが豊富なことを知っていただけたかと思います。広島を訪れた際には、いろいろな種類のもみじ饅頭を食べ比べしてみても楽しそうですね。

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