【簡単】月見団子レシピ!団子粉上新粉白玉粉ごとに解説
月見団子のレシピには、団子粉や上新粉、白玉粉を使ったものがあることをご存知でしたか? 材料によって、味や食感はもちろん、レシピも少し異なります。 本記事では、そんな団子粉や上新粉、白玉粉ごとのレシピの違いを徹底解説していきます。
目次
月見団子の魅力に迫る:文化と歴史から現代まで
月見団子は、秋の季節に日本全国で親しまれている和菓子です。十五夜の中秋の名月にお供えされることが多く、月を祝うためのお菓子として古くから親しまれています。月見団子は、もち米やうるち米を使って作られるお餅で、あんこやきな粉、栗など様々な具材が組み合わされています。
月見団子が持つ魅力は、その歴史や文化を感じられる点にあります。また、月見団子作りはその時期の収穫を感謝し、家族や友人と楽しむイベントでもあります。一般に、月見団子は形や大きさ、色などさまざまなバリエーションが存在し、地域によっても特色があります。
現代でも、月見団子は多くの人に愛されており、スイーツ好きな方にもおすすめです。オンラインショップや和菓子店で購入できる商品や、家庭で作れる簡単なレシピもありますので、ぜひ秋の季節に月見団子を楽しんでみてください。
中秋の名月、十五夜とその意味:感謝と祈りの時期
中秋の名月は、旧暦の8月15日にあたる十五夜に観賞されます。この時期になると、満月が美しく輝いて見えることから、古くから日本や中国では月を愛でる風習があります。
十五夜は、収穫を祝い感謝する日とされており、特にお月さまに感謝を捧げる意味合いが強いです。また、十五夜は良いことが起こることを願って祈る機会でもあります。実際に、家族や友人と一緒に月を眺めながら、お団子やお茶を楽しむことで、秋の訪れや自然の恵みに感謝することができます。
月見団子の歴史:平安時代から江戸時代までの変遷
月見団子の歴史は、平安時代まで遡ります。その当時、お月見は貴族や公家の間で行われていた儀式であり、米や果物などをお供えして感謝の意を表していました。
江戸時代に入ると、民間の人々にもお月見が広まり、月見団子が一般に親しまれるようになりました。江戸時代には、里芋や栗を使った団子がよく食されていたと言われています。
その後、時代が進むごとに月見団子の種類も増え、現在ではさまざまな形や味で楽しむことができます。ただし、どんな月見団子でも、古来から変わらぬ感謝と祈りの心を込めて食べることが大切です。
関東と関西の違い:地域ごとの月見団子の特徴
月見団子は日本の伝統的な和菓子で、十五夜や中秋の名月に満月を見ながら食べる習慣があります。関東と関西では、月見団子の特徴が異なります。
関東の月見団子は、全国的によく見られる丸い形の白い月見団子。一方、関西の月見団子は、餅の形も楕円形が一般的です。
どちらの地域でも、白あんや小豆あんが使われることが多いですが、関東ではあんこを包んだタイプが多く、関西ではあんこをのせた形が一般的です。
これらの違いから、地域ごとの個性を感じることができます。お月見のシーズンには、ぜひ関東と関西の月見団子を試して、その味の違いを楽しんでみてくださいね。
団子粉でつくる 月見団子のレシピ
十五夜のお供えものとして欠かせないお月見団子。 ここではだんご粉を使った簡単なレシピをご紹介します。 中身に何も入れずに仕上げたシンプルな味わいはとても魅力的。あんこやみたらしだれをトッピングしても、美味しく頂くことができますよ。
材料【15個分】
- だんご粉100g
- 砂糖大さじ1
- 水80cc
レシピ
- ボウルにだんご粉と砂糖を入れて混ぜます。
- 少しずつ水を加えながらその都度混ぜ、ひとまとまりになるまでこねます。
- 2を15等分にして団子を丸めます。
- 鍋に湯をわかし、3で丸めた団子をゆでます。
- 浮き上がってきたらさらに3分ほどゆで、冷水にとり水気を切ったら完成です。
上新粉でつくる 月見団子のレシピ
上新粉を使うとしっかりと歯ごたえがある団子が作れます。そのため固めの団子がお好みの方にピッタリ。
ここでは、上新粉を使った月見団子のレシピを紹介します。
団子粉と上新粉の違い
上新粉はうるち米を原料とする粉のこと。対して団子粉はうるち米ともち米が原料になります。上新粉を使うと歯ごたえのあるしっかりとした団子ができるのに対し、団子粉はもちもち感がありながら歯切れの良い団子を作ることができるでしょう。
原料の違いは食感の違いだけではありません。団子を作る工程や手順にも違いを生み出します。上新粉は水だけでは粘りが出にくいため粉をお湯で練りますが、団子粉はお水を使用。上新粉が団子の成形は蒸してから行うのに対し、団子粉は団子は茹でる前に丸めます。
材料 【約30個分】
- 上新粉200g
- 砂糖20g
- 熱湯200cc
レシピ
- 上新粉と砂糖をボールに入れ、混ぜます。
- 熱湯を注ぎ、木べら(※1)粉と水分を合わせます。
- ひとつにまとまった2を水をつけた手でこねます。
- 3を棒状に細長くしたものを、一口サイズにちぎり手で丸めます。
- 一口サイズに丸めた団子を沸騰したお湯で茹でます。
- 浮いてきてからさらに4分ほど茹でます。
- 茹で上がったらザルにとり流水で洗い、水を切り完成です。
(※1)手ではなく、木べらなどを使用すると火傷などの心配がありません。
白玉粉でつくる 月見団子のレシピ
白玉粉を使うともっちりした食感の団子が手軽に作れます。そのためもっちり感のある団子がお好みの方にピッタリ。ここでは、白玉粉を使った月見団子のレシピを紹介します。
白玉粉でつくる団子の特徴
白玉粉は団子粉と比べると粉の粒子が細かいのが特徴で、原料はもち米。
手順は団子粉とおなじで、水を加えて成形してから茹でます。できあがっただんごの食感はもちもちなめらか。冷やしても固くなりにくい性質があります。
材料
- 白玉粉100g
- 水100ml弱
レシピ
- 白玉粉をボウルに入れ、水を2/3加えて軽く混ぜ合わせます。粉と水がなじんできたら、今度はしっかりと力を入れて練り合わせます。そこから残った水を少しずつ加え、 こねながら水分を調整(※1)します。
- 1の生地を2~3等分にし棒状に。棒状にしたものを今度は、同じくらいの大きさ(※2)にちぎっていきます。
- 両手の手のひらを使り丸く成形し、中央を指で軽く押さえ少しだけ平たくします(※3)。
- 鍋にたっぷりの湯を沸かし、沸騰したら団子を入れ(※4)2~3分ほど茹でます。さらにすべての白玉だんごが浮いてきてから、さらに1分程茹でます。
※1 生地がまとまると、ボウルや手にもつかない粘土のような状態になります。
※2 白玉団子は程よい水加減だと手から簡単に離れ、簡単にちぎれる状態になっています。
※3 芯の部分のゆで上がりをよくするためにおこないます。
※4 鍋底に団子がつかないように、鍋に団子をすべて入れたら一度だけやさしくかき混ぜましょう。
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福井銘菓 羽二重餅 2枚入12包(越前和紙の張箱)
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【ふくや】杵つき玄米大福
「冨久屋(ふくや)」は、昭和27年に創業した大阪市都島区に店を構える老舗和菓子店です。代々受け継いできた伝統的な製法で、和菓子を作り続けています。
紹介する「杵つき玄米大福」は、秘伝の職人技で仕上げた「もち米玄米」の大福です。また熟練職人の巧みな技だけでなく、大福の食材にもこだわっています。新潟県魚沼産の〆張りもち玄米と北海道十勝地方から仕入れた雅小豆、北海道産のてんさい糖、沖縄の海水塩など、厳選食材ばかりです。
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【hal okada vegan sweets lab】黒糖わらび餅入り抹茶ロールケーキ
卵や乳製品など動物性食品は使わず、豆乳クリームや米粉など植物由来の食材でヴィーガンのスイーツを生み出す「hal okada vegan sweets lab(ハル オカダ ヴィーガン スイーツ ラボ)」。こちらはそんな名店が贈る、濃厚な味わいでありながら、軽やかな食べ心地の黒糖わらび餅入り抹茶ロールケーキです。
Hanakoスイーツ大賞2022掲載商品であり、パティシエ岡田春生氏の長年に渡る研究から完成した、ヴィーガンスイーツの奥深さとおいしさが集結した逸品となっています。グルテンフリーの生地とは思えないしっとり柔らかなスポンジの食感、ほんのり苦味を残した濃厚な抹茶クリームが抹茶好きの方でもご満足いただける仕上がり!ロールケーキに包まれた黒糖わらび餅と鹿子豆が、上品な甘味もポイントです。
黒糖わらび餅入り抹茶ロール《ヴィーガンケーキ》
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それぞれの魅力を楽しんで!
団子粉や上新粉、白玉粉を使った月見団子には、それぞれ特徴があります。
もちもちとした食感や歯ごたえなど、味以外にも団子には味わい方もたくさん。
どの材料が使われているかを考えながら団子を食するのも愉しいですよ。