
みたらし団子のタレレシピ!レンジでできる簡単な作り方
和菓子の定番であるみたらし団子。甘じょっぱい醤油の風味が日本人に愛され続けています。スーパーで購入しても美味しいですが、出来立てアツアツのみたらし団子も味わいたい人も多いはず。
本記事では、みたらし団子のタレの歴史から、とろりと濃厚なみたらし団子のタレの作り方を紹介します。お家にある材料で簡単に作れるので、ぜひお試しください!
目次
意外と知らない?みたらし団子のタレの歴史と起源

みたらし団子のタレには長い歴史があります。みたらし団子の起源は京都・下鴨神社の「みたらし池」に由来し、そこから全国へ広まりました。昔は神社のお供え物として作られ、今のような甘辛いタレが使われるようになったのは江戸時代以降とされています。
最初は醤油や塩でシンプルに味付けされていたそうですが、砂糖の普及によりみりんや砂糖が加わり、今の甘いタレの味わいが生まれました。このタレの基本材料は醤油、みりん、砂糖、水、そして片栗粉でとろみをつけるのが定番です。
地域によってタレの濃さや甘さに違いがあり、関西では比較的濃いめで甘みが強い傾向が見られます。一方、関東地方では、やや塩味が強調されたタイプも存在します。伝統的な和菓子でありながら時代や場所により味のバリエーションが広がってきた背景があります。
そのためみたらし団子は地域や家庭ごとの個性を楽しめるスイーツとなっています。日々身近な材料と道具で簡単に味わえる点もみたらし団子の魅力です。歴史ある和菓子の楽しみ方を、タレの起源や素材に思いを寄せながら味わいたいですね。
なぜ甘辛い醤油ベースが主流に?味付けのルーツに迫る
みたらし団子の味付けが甘辛い醤油ベースで定着したのは、和菓子と調味料の歴史が関係しています。砂糖はかつて高級品で普及していませんでしたが、江戸時代に一般家庭にも広まり始め、和菓子作りにも積極的に使われるようになりました。
醤油は旨みと塩気、砂糖とみりんはコクと甘みを加える調味料です。これらが組み合わさることで、もちに絡んで美味しさを引き立てるタレが完成しました。とろみを出すために加える片栗粉も、団子によく絡む味や食感を生み出します。
現代でもみたらし団子のタレはこの伝統的な調味料の絶妙なバランスで作られることがほとんどです。団子のもちもちとした食感と相性が良く、冷めても美味しいのが大きな魅力ですね!家庭でも市販のタレでも、調理方法や配合の工夫でオリジナリティを楽しめます。
由来から現在まで、日本各地での味の違いを比較一覧
みたらし団子の味わいは日本各地で違いがあります。まず本場の京都では、甘みを抑えた醤油の香りを生かしたタレが特徴です。名古屋では濃厚な甘みがプラスされ、餅とタレが一体化した仕上がりになります。関東地方では醤油の風味と控えめな甘さのバランスが重視され、団子のもちっとした食感を楽しめる配合が人気です。北海道や東北では、表面を少し焼いて香ばしく仕上げるお店も多いです。以下に大まかに違いをまとめましたので、チェックしてみてくださいね。
– 京都:醤油の香ばしさが特徴的
– 名古屋:甘さが際立つ
– 関東:バランス重視
– 北海道・東北:焼き目がポイント
このように、みたらし団子一つ取っても地域によってタレと団子の味付けや食感に違いが表れています。
みたらし団子のタレレシピ紹介

ここまではみたらし団子のタレの由来や地域別の違いをご紹介しましたが、こちらのセクションでは団子生地にしっかり絡むトロトロのタレのレシピをご紹介!調味料の配分を変えれば、お家で出来立てが楽しめ、さらに自分好みの味付けにすることも可能です。1分で簡単にできるので、よかったら挑戦してみてくださいね。
みたらし団子のタレの材料(5~7人前)
砂糖……大さじ2杯
水……大さじ2杯
みりん……大さじ1杯
醤油……大さじ1杯
片栗粉……大さじ1/2杯
作り方・手順
1.耐熱容器に材料を全て入れ混ぜましょう。
2.600Wの電子レンジで30秒加熱。1度取り出しかき混ぜたら、1分追加で加熱します。
3.団子生地にハケでタレを塗って完成です。
美味しく作るコツ
滑らかなとろみを出すには、片栗粉を入れるタイミングが重要です。全ての材料を混ぜ合わせたあとに、最後に片栗粉を少しづつ加えましょう。また、片栗粉に大さじ1杯の水を加えて混ぜても良いでしょう。
他にも、タレが冷めるとトロトロ感が薄れてしまいます。もし冷めた場合は、電子レンジで30秒加熱するととろみが戻るのでお試しください。
片栗粉なしでも作れる!みたらし団子のタレレシピ紹介

片栗粉を加えるととろみが出ますが、冷めると固まるのが残念なポイントです。そこで、冷めてもタレが固まりにくいレシピを紹介します。片栗粉なしでも滑らかなタレを作れるので、うっかり材料を切らしているときにもおすすめですよ。
【片栗粉なし】みたらし団子のタレの材料(5~7人前)
・醤油……大さじ3杯
・砂糖……大さじ3杯
作り方・手順
1.耐熱容器に醤油を入れ、500Wの電子レンジで1分加熱します。
2.砂糖をくわえ、溶けるまで混ぜましょう。
3.再度、500Wの電子レンジで2分加熱します。このとき吹きこぼれを防ぐため、30秒間隔で電子レンジのドアを開けましょう。
4.とろみがついたら団子生地にかけて完成です。
美味しく作るコツ
この方法で作るときは、電子レンジの加熱時間に気を配るのが大事です。加熱しすぎると吹きこぼれたり、焦げ付いたりと失敗する恐れもあります。そのため、加熱中は電子レンジのそばでタレの状態をこまめに確認しましょう。
また、今回は5~7人前のタレの作り方を紹介しました。もっと大量に作りたいのであれば、調味料の分量だけでなく加熱時間も増やしてくださいね。目安は、ドレッシングソースのようなとろみが感じられたらOKです。スプーンですくいながら、都度加熱の時間を調整しましょう。
スイーツ専門サイト「Cake.jp」で美味しい団子をお取り寄せ!

自分で作るのもいいけど、名店の絶品スイーツも捨てがたい!「Cake.jp」なら全国各地の美味しいスイーツが、お取り寄せで簡単に手に入ります。今回はそのなかでも、新感覚のみたらし団子スイーツを始めとした、おすすめの6品をご紹介。ぜひ試してみてくださいね!
【和かろん.専門店 和果(わか)】新商品★大阪発【みたらし巻き】6本セット

和果が自信を持ってお届けする新商品「あんまき みたらし巻き」は、自家製のもちもち生地に、大粒の特製みたらし団子をまるごと包んだ、見た目にもインパクト抜群の逸品です。
甘じょっぱいみたらしのタレと、弾力のあるもちもち生地が絶妙にマッチ。ひとくち頬張れば、やさしい甘さと香ばしさが口いっぱいに広がり、幸せなひとときを演出します。
ボリューム感たっぷりで、見た目の驚きと食べごたえも満点。ご家族での団らんや、友人とのお集まり、お土産にもぴったりです。もちもち食感にこだわった、大阪生まれの新しい和スイーツ。ぜひ一度、「和果」のオリジナル・みたらし巻きをご賞味ください。

新商品★大阪発【みたらし巻き】6本セット
¥4,400税込
【フランダースフリッツ】芋菓子屋 みたらし団子瓶 4本セット

創業地福井の特産とみつ金時芋を中心に、日本全国の厳選したさつま芋を使用した、新しい“お芋和洋菓子”をお届けするお芋スイーツ専門店「フランダースフリッツ」。こちらはお芋とみたらし団子を組み合わせた、絶妙なバランスの味わいを楽しめる新しい和スイーツです!
毎月5万本売れている名物商品で、老舗団子屋さんとのコラボで生まれたもちもちっと柔らかく甘さをほんのりのせた一口サイズの串団子。特製の香ばしい焼き醤油の甘タレと一度食べれば病みつきになるお芋のスイートクリームのハーモニーがたまらない逸品です。
ひとつずつ丁寧に手作業で詰めているので、一つ一つが美しくご自宅用にも、贈り物にもぴったりな4本セットですよ!

芋菓子屋 みたらし団子瓶 4本セット
¥2,800税込
【山方永寿堂】2味セット箱きびだんご20個入

こちらの商品は、創業75年のきびだんご専門店「山方永寿堂」で作られた人気のスイーツです。プレーン味ときなこ味の2種類のきびだんごが各10個ずつ入っており、お得感満載。自分で食べてもいいですが、挨拶の品や手土産にも丁度いい内容量ですよ。
また、本商品は桃太郎伝説をモチーフにしているのが特徴です。爽やかなブルーの箱には、可愛らしいタッチで描かれた猿・犬・キジ・桃太郎が目を引きます。個包装されたきびだんごのデザインにも凝っており、箱を開けると愉快な仕掛けも!気になる人は、ぜひお取り寄せして自分の目で確かめてくださいね。

【山方永寿堂】2味セット箱きびだんご20個入
¥1,250税込
【京都 きよ泉】 お手作りぜんざいセット 3食セット

「きよ泉」は、京都にある宇治抹茶専門店です。茶審査技術士と日本茶インストラクターにより厳選された材料のみを使用。京都の本格的な味わいを楽しめることから、抹茶好きを中心に注目を集めています。
今回紹介する商品は、宇治抹茶を使ったぜんざい。白玉団子・抹茶・抹茶ぜんざい・お汁粉がセットされており、商品が届いたあとに自分で作るタイプです。そのため、自分好みで抹茶の量やトッピングを変更できます。さっぱりとした甘さと上品な抹茶の風味が魅力の本商品は、来客時のおもてなしスイーツにもぴったりですよ。

【京都 きよ泉】 お手作りぜんざいセット 3食セット
¥3,300税込
【菓匠 寿々木】和菓子屋さんがまじめに作った 生チョコ餅 こころ 5粒入

創業113年をむかえた「菓匠 寿々木」は、横浜にある和菓子屋です。伝統ある製法でつくられた和菓子は、どれも優しい美味しさでどこか懐かしさを感じられます。今回紹介する「生チョコ餅」もその1つ。
ほろ苦いビターの生チョコを当店自慢の求肥で包んでおり、まるでトリュフのような見た目をしています。モチモチした食感の奥に、なめらかな生チョコレートが隠れており、口の中が幸せでいっぱいに!チョコ好き、モチ好きどちらも楽しめるスイーツとなっています。

和菓子屋さんがまじめに作った 生チョコ餅 こころ 5粒入
¥800税込
【鷹松堂】バター餅 6個入り

こちらの商品は、秋田にある創業100年をこえる老舗「鷹松堂」が作った逸品。地元・秋田の郷土料理であるバター餅は、モチ生地にたっぷりのバターを練り込んで作られています。ひと口食べると、口中がバターのまろやかな甘さでいっぱいに!また、バター餅特有のふわふわ・もちもちの食感が格別です。他の団子スイーツにはないモチ生地の柔らかさを堪能できますよ。
ちなみに、このままでも充分美味しいのですが、今回紹介したみたらしタレをかけて食べても最高!バターとみたらしが絶妙にマッチして、クセになること間違いなしです。

鷹松堂 バター餅 6個入り
¥3,200税込
アツアツ・トロトロのみたらし団子のタレを作ろう!
みたらし団子のタレは、砂糖や醤油など自宅にある材料だけで簡単に作れます。片栗粉をくわえるだけで、お店のようなトロトロした仕上がりに。たった5分で完成するため、自分好みの味に仕上げたいときや、出来立てを楽しみたいときに挑戦してみてくださいね。
