シフォンケーキ型の選び方は?おすすめのサイズや型がない場合の代用方法も
ふわふわした食感のシフォンケーキは、真ん中に丸く穴が開いているのが特徴的ですよね。実は、美味しいシフォンケーキが作れるかどうかは型選びが重要だと知っていますか?生地の中までしっかりと熱を伝えて膨らませ、冷ますときにはしぼまないよう、しっかりキープしておける型がベストです。
今回はシフォンケーキ型の選び方を詳しく解説します。おすすめのサイズから、どうしても型が用意できないときの代用方法についても紹介しますので、シフォンケーキ作りにチャレンジしたい方は必見ですよ!
目次
シフォンケーキの型にも種類がある?
シフォンケーキの型を探すとき、さまざまな大きさや高さ、素材のものが売っていてどれを買えばいいのか迷ってしまいますよね。まずはそれぞれの素材の特徴と、ケーキ作りにどのような影響があるのか解説します!
アルミ型
シフォンケーキ型のなかでも、よく使われているのがアルミ型です。継ぎ目の有無や素材の加工など、アルミ型だけでもさまざまな種類があります。熱伝導率が良く、生地が張りつきやすい素材なので、やわらかく水分の多いシフォンケーキでもしっかりと真ん中まで膨らみやすいのがメリットです。本格的なシフォンケーキを作る方におすすめです。
一方で型にくっつきやすいので、型から外すときに失敗しやすい&値段が高いので、初心者や利用機会が少ない方には少しハードルが高いかもしれません。
紙
100円均一などでも販売されており、手軽に用意できます。また、見た目をかわいくできる・冷ましてそのままプレゼントも可能・使い捨てで後片付けが簡単な点から、初心者にぴったりな素材です。
しかし、熱が若干伝わりづらい・生地の水分を吸ってしまうといったデメリットもあります。少しパサついた食感になったり、思ったように膨らまなかったりするリスクがあります。
シリコン型
生地が張りつきにくいことから、お手入れのしやすさがいいと評判です。シフォンケーキを焼き上げて冷ましたあと、型から綺麗に外せるので見た目が綺麗に作れます。
ただしシフォンケーキは水分量が多いため、膨らんだときに生地が自分の重さを支えきれません。型にくっつかない分、あとからしぼんでしまう可能性がある点に注意しましょう。
シフォンケーキ型の選び方
続いて、美味しいシフォンケーキを作るために選ぶべき型の特徴を説明します。シフォンケーキ型の素材別メリット・デメリットを踏まえて「結局何を買えばいいの?」と迷われる方もいるでしょう。シフォンケーキ作りにチャレンジしたい方はぜひ参考にしてください!
シフォンケーキの型を選ぶ時のポイント2つ
1つめのポイントは、「生地がくっつく素材であるか」です。シフォンケーキは焼き上がったあと生地を冷ますために、型ごとひっくり返します。このとき型の底部分に生地がしっかりくっついていないと、重力に負けて生地がしぼんでしまいます。素材のほか、テフロン加工など型から外れやすい加工をしている商品にも注意してください。
2つめは「熱伝導率が高いか」です。熱が伝わりにくい素材で焼いた場合、生地の中心部分まで熱が通らず真ん中がへこんだ形になる可能性があります。かといって火力を上げたり焼き時間を増やしたりすると、生地の水分が抜けすぎてパサつく場合もあるので注意が必要です。
これらの理由から、本格的なシフォンケーキを作りたいならアルミ素材がベストです。
シフォンケーキ型のおすすめサイズ
シフォンケーキ型は、さまざまなサイズのものが販売されています。どの程度の量が必要かに応じてサイズを選びましょう。おおよその目安をまとめました。
- 少人数(2~3人):卵2個分 →14~15cm
- 家族(4~5人):卵3~4個分 →17cm
- 大人数(6人~):卵5~6個分 →20cm
シフォンケーキは、生地が型につく面積が大きい方がふっくらしてふわふわの食感になります。食感を重視する場合、普通の型よりも高さがあるトールシフォン型もおすすめです。ただしシフォンケーキ型はスペースを取るので、収納環境に合わせたサイズを選ぶといいですね。
型が用意できない場合の対処法
「作る頻度が少ないから、わざわざ専用の型を買うのは気が引ける」という方向けに、すぐにシフォンケーキを作るための対応策を3つ紹介します!シフォンケーキのクオリティを維持できるベストな代用品と、すぐに用意できて手軽にシフォンケーキ作りに挑戦できる方法がありますので、ご自身に合う方法を試してみてください。
代用方法①パウンドケーキ型
普段からお菓子作りをしている場合、持っている方も多いのではないでしょうか?アルミ素材であれば真ん中に支柱がなくても、高さがない分内部までしっかりと熱が伝わりやすいです。焼きあがったあとはすぐにひっくり返して、完全に冷めるまで待ちましょう。
代用方法②紙コップやマグカップ
食べきりサイズのシフォンケーキが作れます。陶器であれば生地がくっつきやすく熱の通りもいいので、ふんわりしたシフォンケーキが作りやすいです。
紙コップも使用できますが、高温で熱するとプラスチックが溶けだして有害な成分が混ざる可能性があります。オーブン使用可の紙コップを利用することをお勧めします。
代用方法③炊飯器
お菓子づくり初心者の方でも簡単に作れるのが炊飯器です。釜は口が広く洗いやすく、スイッチを押すだけでいい手軽さが最大のメリットですね。水分が抜けにくいので、しっとり食感のシフォンケーキが作れます。機種によって2~3回炊飯しなくてはいけないので、焼きあがったら竹串で中心まで火が通っているかを確認しましょう。
通販で買えるシフォンケーキ
シフォンケーキ作りを成功させるためには型選びが重要です。美味しくふんわりした食感を作るのは意外と難しく、失敗談が後を絶ちません。「作るのは難しそうだけど、お家でシフォンケーキが食べたい」という方は、通販を利用してみるのはいかがでしょうか?Cake.jpでは、素材にこだわったヘルシーなシフォンケーキから、子どもが喜ぶフレーバーのシフォンケーキまで幅広く取り扱っています!人気の商品をピックアップして3つ紹介します。
パティスリー魔法庵
【もちもち小麦のシフォンケーキ】 生クリームモフォン 6種セット
¥2,340税込
シフォンケーキと相性抜群の、生クリームがたっぷり挟まったシフォンケーキセットです。プレーン、チョコ、抹茶、オレンジ、いちご、紅茶の6種類のフレーバーがセットになっています。それぞれ個包装されているので、友人や家族とシェアしたり、少しずつ解凍して順番に食べ比べしたりしてもいいですね。
THE NICOLE
高級生シフォンケーキ バニラ味17cm
¥1,700税込
隠し味にラム酒を加えた、大人向けのシフォンケーキです。たっぷり使用した北海道生乳とふんわり香るバニラビーンズが、甘さ控えめながらも確かな満足感を与えてくれます。口当たりは軽く、ふわふわした食感が特徴的です。低甘味、低脂肪にこだわっており、甘いものが苦手な方でもさらっと食べられるシフォンケーキです。
Nico holic
~濃厚クリームとふわふわシフォンのハーモニー~ニコシフォン 3個入り
¥1,404税込
プレーン、ストロベリー、モンブランの3種類の異なるシフォンケーキセットです。箱を開けてまず目に飛び込んでくるスマイルは、パティシエの手作業で描かれており、見るだけで思わず笑顔になってしまいます。ビビッドな色合いも相まって、子どもが喜ぶシフォンケーキに仕上がっています。
美味しいシフォンケーキづくりのポイントは型選び!
シフォンケーキは水分が多く、しっとりした食感が特徴。そのため、熱伝導の効率が良く、形をキープしやすいアルミ型がおすすめです。型選びによってシフォンケーキの食感が変わるので、本格派を目指すならぜひアルミ型を用意してみてください!
見た目や手軽さを重視するなら紙の型を。お手軽さを追求するなら炊飯器の利用も検討してみてください。
通販を利用して、さまざまな味や見た目のシフォンケーキを買ってみるのもいいですね。家族や友人とシェアしたり、お店ごとに味の違いを比べたりして楽しむこともできますよ。