本格的だけど簡単な練り羊羹レシピ(お茶菓子にぴったり)
和菓子屋さんで売っているような極上の練り羊羹が、自宅で簡単に作れるのをご存知でしたか?
この記事では、プロの和菓子職人が作るような練り羊羹のレシピを紹介します。レシピを活用すれば、羊羹が持つ独特の食感や餡の甘さがほんのり香る練り羊羹に仕上げられますよ。意外とシンプルな調理工程なので、和菓子作りが初めてでも、簡単に作れます。
しかし、練り羊羹作りには注意も必要です。コツを押さえて作らないと、寒天が上手く固まらず、ドロッとした仕上がりになってしまいます。
失敗を防ぐため、ぜひこの記事に書いてあるコツを押さえておきましょう。そうすれば、寒天がしっかり固まり、舌触りの良い羊羹に仕上がりますよ。クオリティの高い練り羊羹を作って、おいしく味わいましょう。
また記事の後半では、スイーツ専門通販サイトCake.jpで取り寄せられる絶品羊羹をお伝えします。自分へのご褒美はもちろん、友人や家族へ贈ってあげると、きっと大喜びです。ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
自宅で簡単!こしあんと粉寒天で作る上品な練り羊羹レシピ
ますは、お茶との相性がバッチリな練り羊羹のレシピを紹介します。一見和菓子作りとなるとハードルが高く感じますが、実は簡単に作れるんです。詳しく解説していますので、自宅で羊羹づくりに挑戦してみてください。
材料(7cm×15cm型 1本分)
- こしあん 400g
- 水 200ml
- 粉寒天 4g
- 上白糖 130〜150g
練り羊羹の作り方
- 鍋に水と粉寒天、砂糖を入れ、ヘラで混ぜましょう。よく混ざったら、鍋に火をかけ中火にしてください。
- 沸騰後1~2分煮ると、徐々に寒天が溶けるので、しっかり混ぜて煮溶かしましょう。
- 寒天が溶けたら弱火にし、こしあんを加えてヘラでよく混ぜます。
- 再度中火にして混ぜながら煮ます。フツフツと泡が出始めたら、弱火にして、混ぜ続けましょう。この時にあんが焦げないよう、常に鍋底をまんべんなく混ぜながら煮詰めてください。
- ヘラで鍋底をなぞり、あんがゆっくり戻るぐらいの固さになっているのを確認したら、火を止めます。
- 水でさっと濡らした容器にあんを流し入れます。寒天は常温で固まるため、熱いうちに容器へ入れてください。
- 粗熱が取れたら、ラップをかけて冷蔵庫で1~2時間冷やします。
- よく冷やしたら冷蔵庫から取り出し、容器を逆さまにして、羊羹を取り出します。取り出しにくい場合は、水で濡らしたナイフを容器と羊羹の間に差し入れてなぞってください。
- お好みの大きさに切り分けて盛り付ければ完成です。手作りのため2~3日中にお召し上がりください。冷蔵庫で保存する際は、羊羹を密閉容器に入れましょう。
練り羊羹作りのコツ
- よく混ぜた水と粉寒天、砂糖は、必ず1〜2分沸騰させましょう。煮る時間が足らないと、寒天が固まりにくくなってしまいます。
- こしあんを加えた後は、ヘラで鍋底を常にゆっくりとなぞりましょう。焦がさないために大切なポイントです。
- 寒天を容器へ入れる前に、粗熱を取りすぎないように気をつけましょう。加熱後の寒天は、常温ですぐに固まります。
様々な食感を楽しめる3種類の羊羹
羊羹にも種類があるのをご存知でしたか?ここでは、3種類の代表的な羊羹を紹介します。それぞれ味や食感が違うので、楽しんで味わえますよ。以下で詳しく解説していきますね。
食べごたえのある「練り羊羹」
水で溶かした寒天と小豆で作られた餡、そして砂糖を混ぜて練ったものを「練り羊羹」といいます。
一般的に「羊羹」と言うと、「練り羊羹」を指します。気になる食感や味ですが、粘りがありながらも、舌の上でとろけゆく感触を味わえる仕上がりになっています。日本茶の濃い苦味と羊羹の甘味の相性が抜群です。
そんなおいしい練り羊羹の多くは、粒餡やこし餡を使用して作られます。でも実は白あんや水飴、黒糖、抹茶などを材料に使っているものもあるんです。これらを組み合わせると、様々な種類の練り羊羹を作れます。
また常温で日持ちが長いので、ギフトはもちろん、保存食にもおすすめです。
まるでゼリーのような「水羊羹」
プルンとした「水羊羹」は、練り羊羹と同様に寒天と餡で作られます。
しかし、練り羊羹と違う点が一つあります。材料で使う寒天の量を少なくしてあるんです。そうすることで、ゼリーのような食感を作り出しています。写真のようにみずみずしく、あっさりとした味わいで、柔らかく口どけの良さを楽しめる仕上がりになっています。夏にぴったりの和菓子です。
カップや缶で密封された市販のものであれば日持ちするため、夏のギフトとしておすすめのギフトです。
モチモチ食感を楽しめる「蒸し羊羹」
モッチリした「蒸し羊羹」は、練り羊羹や水羊羹と材料が異なります。
上記2つの羊羹は、寒天が材料として使われていましたが、蒸し羊羹は小麦粉や葛粉などが使われているんです。蒸し羊羹のモチモチとした食感は、使用される材料が関係してるんですね。「蒸し」羊羹と呼ばれているように、こしあんや小麦粉、砂糖、水などを入れた容器を蒸して作ります。
練り羊羹よりも甘さ控えめなので、とても食べやすいですよ。ただしあまり長く日持ちしないため、自分用に買って楽しく味わうのをおすすめします。
通販サイトCake.jpで買える高級羊羹3選
最後にスイーツ専門通販サイトCake.jpで取り寄せできる高級羊羹を紹介します。自宅にいながら、熟練職人が作る絶品の羊羹を堪能できますよ。簡単に注文できるので、ぜひ取り寄せてみてくださいね。
1.【山田老舗】昔ながらの表面が固い小城羊羹
昔ながらの表面が固い小城羊羹 お試しセット 小倉6個・抹茶6個
¥1,500税込
「昔ながらの表面が固い小城羊羹」は、山田老舗が作る極上練り羊羹です。
この羊羹は素材にこだわり、わざわざ北海道から金時豆や手亡豆、甘納豆を仕入れています。このハイクオリティの小豆で作られた羊羹をひと口食べると、優しく炊かれた小豆の風味や甘さを贅沢に味わえますよ。表面が固く仕上げられているため、食べごたえ満点です。
この練り羊羹を作る「山田老舗」は、今から100年以上前の明治28年に創業されました。代々受け継がれている伝統的な製法で作られる和菓子は絶品です。数々の受賞経験もあるため、羊羹選びに迷ったら山田老舗のものを選べば間違いありません。
2.【花えちぜん】あんみつ水羊羹
一枚流し あんみつ水羊羹 (anmitsu01m)
¥1,188税込
創作和洋菓子店「花えちぜん」が販売する「あんみつ水羊羹」を紹介します。
熟練菓子職人によって、一つ一つ丁寧に作られています。黒蜜の風味やさっぱりと口どけの良さを楽しめるのが、この水羊羹の特徴です。具材には、紅白の羽二重餅をはじめ、葛もち、栗、寒天などが使用されています。色とりどりのおいしさが合わさったゴージャスな水羊羹を味わえますよ。
「花えちぜん」は、平成2年にお店をオープンしました。和菓子や洋菓子、またお店のある福井県にちなんだ銘菓やオリジナルの和洋スイーツを販売しています。地域の人々に愛される創作和洋菓子を、この機会にぜひ取り寄せてみませんか?
3.【chocolaterie CALVA】羊羹ショコラ
「羊羹ショコラ」~和と洋の新食感~チョコレートの名店が手掛ける~
¥2,784税込
チョコレート専門店で作られている蒸し羊羹の「羊羹ショコラ」です。
どこから見ても羊羹ですが、チョコレートと生クリーム混ぜ合わせたチョコレートクリームがミックスされており、とろけるような口どけと濃厚な甘味を楽しめます。ひと口食べるとチョコレート本来の香りや風味を感じ、次第に優しいあんこの味に変わっていきます。和と洋を融合させた新感覚の羊羹をお楽しみください。
そんな和洋を同時に楽しめる羊羹ショコラを販売する「chocolaterie CALVA」は、神奈川県鎌倉市にお店を構えています。羊羹に限らず、和洋の調和が見事なチョコレートスイーツを堪能できるのがとても魅力的です。
茶菓子のお供に羊羹を作ってみませんか?
この記事では、練り羊羹の作り方や種類、Cake.jpで取り寄せできる高級羊羹を紹介しました。
レシピを活用すれば、おいしい羊羹を簡単に作れるのでチャレンジしてみてくださいね。羊羹のさっぱりとした甘さや独特の食感を楽しめますよ。
最後に、Cake.jpで取り寄せできるおいしい羊羹をまとめておきますね。
和菓子職人やパティシエが作る様々な極上羊羹を、ぜひお茶と一緒に味わってみてください。