ホロホロ&クリーミーなホワイトチョコクッキーのレシピ
「ホワイトチョコレート」を使ったスイーツを作ったことはありますか?
チョコレートレシピは、「溶かす、固める」などの温度調節がたいへんで難しいというイメージがおありではないでしょうか。そこで、温度調節の重要なテクニックである「テンパリング」を解説していきます。
この技術を身につければ、チョコレートレシピも、もう怖くありません!
さらに、このテクニックを応用して、ホロホロ&クリーミーなホワイトチョコクッキーのレシピをご紹介していきます。
純白のホワイトチョコクッキーは、見た目が綺麗でSNS映えします。上手く完成できれば、ウキウキ心がおどってテンションも上がりますよね。家族や友人にプレゼントしても、みんな大喜びしてくれること間違い無しです!
記事の後半では、Cake.jpで取り寄せられるホワイトチョコを使ったスイーツを紹介します。ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね。
目次
ホワイトチョコレートについて、理解を深めよう
見た目も綺麗で華やかなホワイトチョコレートですが、何だか謎が多い気がしませんか?
「なぜ白いの?」
「普通のチョコレートとの違いって何?」
「ホワイトチョコレートはチョコじゃないの!?」
ここでは、そんなホワイトチョコレートの謎に迫っていきます。
ホワイトチョコレートは、なぜ白いのか?
ホワイトチョコレートがなぜ白いのか、ご存知ですか?結論からお伝えしますと、ホワイトチョコレートは乳白色のココアバターを主成分として作られているから白いのです。
なお、私たちが見慣れている「茶色なチョコレート」の主成分は「カカオマス」です。そしてこのカカオマスは茶色であるため、それを使用したチョコレートの色は茶色になるのです。一方、ホワイトチョコレートは、このカカオマスが一切含まれていません。
ココアバター、乳製品、砂糖、レシチン、香料などが主原料であり、苦味や渋味や少なく、クリーミーな味わいがあるのが特徴です。
チョコレートの定義を知っておこう
「チョコレート」には、さまざまな基準が設けられています。以下の基準をクリアしていれば、「チョコレート」という表示可能です。
- カカオ分が全重量の35%以上
- 水分が全重量の3%以下
- ココアバターの重量が18%以上
【参考:全国チョコレート業公正取引協議会】
カカオ分とは、チョコレートの重要な原料であり、ココアバターとは、カカオの豆から抽出できる油成分です。
ホワイトチョコレートはチョコじゃない?
ここまで、ホワイトチョコの「白さ」の謎とチョコレートの定義について、見てきました。
しかしながら、新たな疑問も生まれましたよね。カカオマスが一切含まれていない、ココアバターのみ使用された「ホワイトチョコはチョコレートと呼べないのではないか?」という疑問です。
実は、ココアバターの量もカカオ分として基準値に加算されるのです。このため、ココアバターが規定以上入っていれば、ホワイトチョコでもチョコレートとしての表示をして良いということになります。
通常のチョコレートとは味見も見た目も異なりますが、一定の基準を満たしていれば、同じチョコレートの仲間と言えるのです。
ホロホロ&クリーミーなホワイトチョコクッキーのレシピ
次に、ホワイトチョコのクッキーレシピをご紹介していきます。生地は、ホロホロ&クリーミーで、最後にホワイトチョコレートをたっぷりとトッピングをしたレシピです。
チョコレシピには欠かせない「テンパリング」についても解説していますので、ぜひ最後まで読んで、トライしてみてください。
ホワイトチョコテンパリング
これまで、チョコレートを溶かして固める工程で上手くいかなかったことはありませんか?実際に「見た目につやがない」、「風味や口どけが悪い」といった失敗が多く見受けられます。
実は、「テンパリング」を知っていれば、この失敗も避けることができるのです。
テンパリングとは、カカオバターの結晶を適切な温度管理のもとで安定した結晶にし、なめらかな口どけと美しい艶のチョコレートにするために行う大切な工程です。そして今回紹介するレシピでも、テンパリングを行っています。
テンパリングは、「溶解」「下降」「調整」と3段階の温度調整を行います。
ホワイトチョコレートでは、 以下のような工程を行ってカカオバターの結晶を安定させ、美味しいチョコレートを作っていきます。
- 40〜45度の温度まで上げる(溶解温度)
- 26〜27度まで冷やす(下降温度)
- 28〜29度まで再度温度を上げる(調整温度)
「ちょっとめんどくさいなぁ」とお思いの方も、美味しいチョコレートを作るためには欠かせない作業ですので、ぜひトライしてみてください!
材料
材料 ホワイトチョコクッキー10枚分
- ホワイトチョコレート(40g)
- 無塩バター(40g)
- 砂糖(30g)
- 薄力粉(120g)
- ベーキングパウダー(2g)
- 牛乳(30ml)
- バニラエッセンス(少々)
- ホワイトチョコレート(80g) ※トッピング用
レシピ
下準備 オーブンを170度に余熱しておく
- 耐熱ボウルにホワイトチョコレートを割って入れる
- 600wのレンジで45秒加熱し、ゴムヘラで混ぜて、チョコを溶かす
- 別のボウルを用意して、常温に戻しておいたバターを入れてクリーム状になるまで混ぜる
- 3に溶かしたチョコを入れて混ぜる
- 4に牛乳を入れて混ぜる
- 薄力粉とベーキングパウダーをふるい入れて、ゴムヘラでさっくりと混ぜる
- 粉っぽさがなくなって、ひとまりになったら混ぜるのを止めてOK
- ラップに包んで、形を棒状にしてから冷蔵庫で30分ほど冷やす
- 3ミリ程度の薄さ包丁で切る
- クッキングシートを敷いた天板に並べて、予熱しておいたオーブンで15分ほど焼く
- 耐熱用ボウルに刻んだホワイトチョコを入れる(材料の2/3の量)
- テンパリングをする
- 湯せんで40度〜45度にチョコを温める
- 湯煎からおろして、残りのチョコレートを入れて27度まで冷やす
- 再び湯せんにかけて29度くらいまで温める
13. 焼き上がったクッキーを冷ましておき、テンパリングしたホワイトチョコを浸してトッピングして完成
Cake.jpで買える!ホロホロ&クリーミーなホワイトチョコクッキー
【ミホパンポップケーキ】ホワイトチョコ/長スティック ビオラのお花ブーケ 6本セット
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¥4,536税込
ミホパンポップケーキは、スイーツアーティストのmihopan 都築美穂氏が日本人向けにオリジナルレシピを開発し、ひとつひとつ手作りしたスイーツのオートクチュールです。
この商品は、「ビオラ」のエディブルフラワーを施したオリジナルポップケーキの「ホワイトチョコレート」です。オトナな雰囲気の中にも、キュートさを感じますね!
甘く優しいお花ブーケのホワイトチョコをプレゼントして、あの人へ愛の言葉を伝えてみてはいかがでしょうか。
【THE NICOLE】和心 京都生チョコレート倶楽部 さくら
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¥1,850税込
「THE NICOLE」は、幸せは体からをコンセプトに低甘味、低脂肪を中心としたスイーツを販売する洋菓子屋です。
桜の花から採れたエキスや、櫻葉の塩漬けをミンチにして混ぜ込み桜餅を食べてるような味わいに仕上がっています。
なめらかな食感と、春を感じるようなさわやかさはやみつきになりますね。
【Maple Raw】ピュアダーク&ホワイトチョコ セット《ヴィーガンスイーツ》《ロースイーツ》
ヴィーガンRAWピュアダーク&ホワイトチョコ セット《ヴィーガンスイーツ》《ロースイーツ》
¥2,800税込
Maple Rawは、こだわりのオーガニックの食材を使った、東京都港区の洋菓子専門店です。一粒で満足感のあるダークチョコレートと口どけの味わいのホワイトチョコのセット商品です。
Rawスイーツとは、白砂糖、小麦粉、乳製品、動物性食品、を一切使わずに48度以下の非加熱調理で作るスイーツのことです。
もちろん、このチョコレートも人気Rawスイーツの一つですよ。2021年9月にオープンした新しいスイーツ店として、目が離せませんよね!
まとめ
美味しいクッキーは出来ましたでしょうか?少し工程は大変ですが、このレシピで上手く作れるようになれば、あなたのお菓子作りの腕はグンと向上します。
今回紹介した「テンパリング」の技術を身につければ、これから先もチョコレートを使った美味しいスイーツが作れるようになりますよ!ぜひこれからも、色んなチョコレシピに挑戦してみてください。見た目が綺麗でSNS映えする、チョコレートスイーツができたら、きっと家族や友人も驚いてくれることでしょう。
「作る時間が無い!」という方には、お取り寄せできるホワイトチョコスイーツもおすすめです。ぜひお試しください。
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