定番和菓子のきんつば簡単レシピ
あんこをたっぷり使った「きんつば」は、和菓子の代表格ですよね。四角形があったり、丸い形があったり、そもそも「きんつば」って名前の由来は何なのでしょうか?
ちょっと考えただけで、謎が深まるばかりです。
本記事では、こうしたきんつばの謎に迫っていきます。さらに、きんつばをご自宅で作って味わえるように、簡単レシピもご紹介してきますよ。
「和菓子を作るのは、ちょっと難しいのでは?」とお思いのあなた、今回紹介したレシピで、見た目の綺麗なきんつばを作ることができます!美味しいおやつタイムを楽しむために、ぜひチャレンジしてみてください。
あなたのスイーツレパートリーに、ぜひ和菓子も加えていきましょう!
「作る時間が無い!」という方には、お取り寄せできるきんつばもご紹介していますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
目次
定番和菓子のきんつばについて、詳しくなろう
まずはじめに、あんこ好きにはたまらない和菓子、きんつばの由来やルーツに迫っていきます。
実は◯◯に形が似ていることが由来、発祥の地では今もなお伝統の味が守られているなど、興味深い内容ばかりです。また、みんな気になる、きんつばの保存方法のコツも伝授します。
ぜひ、最後まで読んでみてください。
きんつばの由来は◯◯に形が似ているからだった
元々は、丸い形をしていたきんつば、上新粉の生地とその形が刀の鍔(つば)に似ていることに由来します。 当時は、「銀鍔」(ぎんつば)と呼ばれ、京都から江戸へと伝わり、「きんつば」と変わっていきました。
これは、「金のほうが縁起がいい」、「黄金色に焼き色を付けたお菓子」、「流通していた貨幣が、京都では銀、江戸では金だった」など諸説あるようです。今も丸いきんつばがありますが、たしかに刀の鍔そっくりですよね。
名前に「きん」が付いてることで、お祝いごとのお菓子としても重宝されています。
きんつば発祥の地は◯◯だった
元は大阪で考案され、米粉で作った生地で餡を包んで焼いたお菓子でした。 西から東の江戸へと伝わった際に、生地が米粉から小麦粉に変わっていったようです。
そして、丸型のきんつばを四角に改良したのは、神戸元町の本高砂屋の杉田太吉という人物です。
ちなみに、本高砂屋は伝統の技を守り、今でも高砂きんつばを作っています。 気になる方は、ぜひ購入してみて下さい。
きんつばは日持ちするのか?気になる保存方法も
販売しているきんつばは、保存料や添加物を使用していないものが多いため、日持ちが短くなります。 賞味期限は、製造から14日程度です。
開封してしまった場合は、3日が限界で味も落ちたり、腐食し始めたりします。 保存方法としては、常温保存が基本となります。 夏場は、いたみやすいので冷蔵保存が推奨されます。きんつばは、冷やして食べても美味しいので、おすすめですよ。
長期間保存した場合は、冷凍保存も可能です。 その場合は、1つずつラップで包んで保存し、食べる1日前から冷蔵庫に移してください。 固くなってしまったときは、レンジで30秒ほど温めると、食べやすくなりますよ。
きんつばの簡単レシピを大公開!
さて、ここからは、お待ちかねのきんつば簡単レシピをお伝えします。
ベーシックな小豆のきんつばから、おすすめアレンジレシピのサツマイモきんつばまで、一挙にご紹介していきますね!意外と簡単にできますので、ぜひ参考に作ってみてください。
材料(12センチ型1台分)
- 小豆ようかん
- 水(100ml)
- 粉寒天(3g)
- 粒あん(300g)
皮
- 白玉粉(10g)
- 水(80ml)
- 砂糖15g
- 塩(少々)
- 薄力粉(55g)
作り方 ~小豆ようかん~
- 鍋に水と粉寒天を入れて、混ぜ合わせる
- 火をつけて、沸騰させる
- 沸騰後に2分程度、加熱し続ける
- 寒天がしっかり溶けたら、粒あんを入れて混ぜる
- 再沸騰したら火を止める
- ラップを敷いた型に流し入れる
- 冷蔵庫に入れて冷やして固める
- 固まったら、方から外して9等分にカットする
作り方 ~皮・包んで焼く~
- ボウルに白玉粉を入れて、水を加えながら溶く
- 砂糖、塩、あらかじめふるっておいた薄力粉の順番で加え、混ぜる
- フライパンに油を引いて、火をつける
- 火の加減は弱火で、ようかんの一面ずつ生地を付けて、焼いていく
- 広い面を焼いてから、側面を焼いていくようにする
- はみ出た生地は、はさみなどで綺麗にカットすると、見栄えがよくなる
おすすめ!サツマイモきんつばの簡単レシピ
材料
- サツマイモ(400g)
- 牛乳(50ml)
- グラニュー糖(70g)
- 上記のきんつばレシピと同様
作り方
- サツマイモを洗って水気を取り、厚めに皮をむいておく
- 5分ほど水にさらし、水気をきる
- 水で茹でて、爪楊枝が刺さるぐらいの柔らかさになったら、火から外す
- 流水して、アクを取る
- 鍋に、アクを取ったサツマイモと砂糖、みりんを入れて水分を飛ばしながら加熱する
- 醤油を少し加える
- 厚さを1.5センチほどに伸ばして冷ます
- 3センチ角に切る
- 生地を付けて、1面ずつ、焼いて完成
Cake.jpで買える!定番和菓子のきんつば
ここでは、スイーツ専門通販サイト「Cake.jp」で購入できるきんつばを3つ紹介します。
自分で作る時間が無い!という方でも、通販であれば手軽にきんつばをお取り寄せできますね。ぜひ参考にしてみてください。
【菓子工房大江戸】4種のきんつばアラカルト 小豆・栗・抹茶・胡麻 各3個
4種のきんつばアラカルト【小豆・栗・抹茶・胡麻 各3個 計12個入り】
¥3,270税込
菓子工房大江戸は、東京都にある和菓子専門店です。厳選された素材と、保存料などは一切使用していない、こだわり抜かれたきんつばです。
小豆には北海道産を使い、甘さ控えめで、男性にもおすすめですよ。 アラカルトの中でも、特に「胡麻」は、黒胡麻の香ばしさと小豆の風味が絶妙にマッチしています。
全国の菓子大会でも受賞歴があり、名実ともにきんつばの逸品と言えますね。 ぜひ試してみてください。
【松風庵かねすえ】きんつばショコラ
きんつばショコラ 5個入
¥3,270税込
松風庵かねすえは、香川県高松市に本店がある菓子専門店です。 きんつばショコラは、鳴門金時で作ったきんつばを、チョコレートでコーティングした商品です。
独創的な菓子ではありますが、ふっくらのお芋とチョコレートの味がうまくマッチしていて、とても美味しいです。 冷やして食べても、口に入れたときの印象がガラッと変わりますよ。
【和菓子想い。髙山堂】丹波黒豆 生きんつば
【和菓子想い。髙山堂】 丹波黒豆 生きんつば 6個入
¥918税込
和菓子想い。髙山堂は、兵庫県西宮市に本店がある和菓子専門店です。 あんこは北海道十勝の小豆を使い、やわらかく粒あんがぎっしり詰まっています。
生きんつばの由来は、より炊きたての「生」に近い触感を楽しむことができるからとのことです。 甘露煮した丹波の黒豆が、優しい味に仕上がっていますね。
本来の丸い形で作られていて、奥深い歴史も感じながら、味わうことができますよ。
和菓子の代表格「きんつば」は、美味しいだけじゃなく奥深い歴史があった
いかがでしたでしょうか?
きんつばについて、いろいろと知ることができたのではないでしょうか。
また、紹介したレシピは、誰でも手軽にできるものばかりをお伝えしています。和菓子って作るのは難しいというイメージが、少しでも払拭されれば、幸いです。
作る時間が無いという方は、通販でお取り寄せもできるので、ぜひチェックしてみてください。