
【2025年】ホワイトデー商戦!事例7選|成功させる3つのポイントを解説
ホワイトデーは、男性から女性にバレンタインデーのお返しをする日というイメージが定着しています。
バレンタインデー同様、プレゼントする商品はスイーツを選ばれることが多く、スイーツに携わる企業であれば、売り上げを伸ばす商機となるため攻略しておきたいところ。
この記事では、ホワイトデーの傾向や、ホワイトデー商戦での各社の事例と、成功させる3つのポイントについてご紹介しています。
目次
ホワイトデーの傾向
いつから販売が始まる?
2月14日のバレンタインデーが終了した翌日から、ホワイトデー商品の販売を開始している企業が多いです。ただ、近年ではバレンタインと同時に告知を実施する企業も増えており、メルマガやLINEを活用したお客様への商品告知は、販売よりもだいぶ早くに行っているケースが見受けられます。
ホワイトデーの経済規模
ホワイトデーの市場規模は毎年変動していますが、一般社団法人ギフト研究所の記述によると、ホワイトデーの市場規模は、2021年900億円から2022年890億円、2023年は860億円(見込)と年々減少傾向にあります。
しかし、大きな市場規模であることは変わりありません。スイーツ業界に携わる上では切っても切れないイベントであり、販売戦略を練る必要があります。
ホワイトデーの消費動向
スイーツ業界の一大イベントであるホワイトデー。消費者は、いつからホワイトデーを意識し、購買しているのか、動向を把握するのも重要な戦略のひとつです。
2023年にCake.jp会員を対象にした「ホワイトデーに関する意識調査」をもとに解説します。
(調査実施日:2023年12月、調査対象者:Cake.jp会員265名、20~70代の男性)
いつから・どこで購入する?
「ホワイトデー商品を贈る何日前に購入したか」の問いに対して、「7日前」が38.2%と最も多く、次いで「当日」と「11日よりも前」と回答した方が16.2%という結果となりました。
前もって準備する方がいる一方、直前需要も多くあるようです。
また、「どこで購入したか」の問いに対して、67.3%の方が実店舗と回答しました。また、「通販サイトを利用して購入したことがあるか」の問いに対して35.6%の方が「購入した」と回答しました。
実店舗の需要が高い傾向にありますが、一方で通販サイトでの購入者は3割以上と多い結果になりました。実店舗のみならず、通販での対応も行うことで、さらに売り上げアップが期待できます。
欲しい商品は?
実店舗と通販サイト別で、「ホワイトデーギフトに求めることは何か」の質問したところ、実店舗で購入するギフトについては、「ホワイトデー限定」「全国的に有名なブランド」「価格が手頃で見栄えが良い」スイーツがTOP3にランクインしました。
通販サイトで購入するギフトに求めることは、「価格が手頃で見栄えが良い」「ホワイトデー限定」「パッケージがおしゃれ」なスイーツがTOP3にランクインしました。
いずれも「ホワイトデー限定」であることと、適正な価格設定が必要だということがわかりました。
購入数は?
「何個ホワイトデーギフトを贈ったか」の問いに対しては、「3〜5個」が44.6%と最も多く、次いで「2個」と回答した方が多いことがわかりました。パートナーに贈るだけでなく、家族や友人、職場の方へのお返しなど複数名に用意していることがわかりました。
ホワイトデー商戦 各社の取り組み事例6選
今年のホワイトデー商戦、各社の取り組みを参考に準備を進めてみるのはいかがでしょうか。
大手洋菓子メーカーの事例
GODIVA
全国的な有名チョコレートブランド「GODIVA」のホワイトデーは、限定コレクションを発表。
リボンや真っ赤なイチゴで表現したパッケージに、イチゴ風にデコレーションされた「ストロベリーパイ」をはじめ、ゴディバの伝統的なチョコレートや春らしいカレの詰め合わせなど、ホワイトデーシーズンを彷彿させる、春の訪れをイメージしたコレクションとなっています。スイーツの詰め合わせのみならず、ベアのぬいぐるみのセットもラインナップしているところがGODIVAらしさを演出しています。
シュガーバターの木
バターシリアルスイーツブランド「シュガーバターの木」は、ホワイトデーシーズンにあわせて新商品発売を発表。毎年発売している定番の「いちごショコラがけサンド」の発売10周年を記念して『濃厚ショコラがけサンド』にパワーアップし新発売することを発表しました。ホワイトデーシーズンはイチゴが美味しい季節。旬のフルーツを使用した、この時期にしか買えない特別感を演出しています。
D2Cブランドの事例
Minimal – Bean to Bar Chocolate – (ミニマル)
日本発のスペシャルティチョコレート専門店 「Minimal – Bean to Bar Chocolate – (ミニマル)」は、ホワイトデーシーズン限定スイーツ「ONIBUS COFFEE」のコーヒーを使った生ガトーショコラの発売を発表。ホワイトデーにちなみ、ホワイトチョコレートを使用した真っ白な見た目も美しいスイーツです。小分けのスイーツではなく、パートナーやご家族で一緒に楽しめるサイズを展開しています。
Mr.CHEESECAKE
チーズケーキブランドの「Mr.CHEESECAKE」はホワイトデーに向けた限定アソートの発売を発表。店の看板メニュー「クラシック」チーズケーキをはじめ、4種のフレーバーをキューブ型にして詰め合わせたホワイトデー限定のアソートBoxです。少しずつ食べきれるサイズ感や、お相手の味の好みが分からない時にもありがたい商品展開です。
百貨店の事例
銀座三越
銀座三越は、2月26日~3月14日まで、「ホワイトデー2025」を開催。期間中のみ出店するブランドや、常設ブランドにおいても銀座三越限定商品を販売するなど、バレンタイン同様、スイーツの祭典として催しを企画しています。
モールの事例
Cake.jp
Cake.jpは、バレンタイン翌日よりホワイトデー特集を公開し、国内外の有名ブランドから、ミシュラン獲得の知る人ぞ知る名店ブランド、今トレンドの名作絵本のコラボクッキー缶など1,200種類以上の豊富なラインナップを用意しています。2月18日〜2月28日までにホワイトデーカテゴリの商品が10%OFFになる超早割クーポンを用意したり、プロモーションも積極的に行っています。
ホワイトデー商戦で成功する3つのポイント
限定商品を用意する
各社ともに、ホワイトデー限定の商品をラインナップしています。シーズナルギフトは、この時期にしか手に入らない特別感の演出が大切です。ホワイトデーを想起するパッケージや、春を感じさせる旬の素材を使用した商品展開をすると良いでしょう。
サイズ展開を豊富にする
Cake.jpが実施したホワイトデー意識調査によると、ホワイトデーギフトは複数個購入している方が多く、贈るお相手もパートナー、ご家族、友人、職場の方々と様々です。そのため、食べきりサイズの小さなものから、複数人で楽しめる個包装の詰め合わせなど、様々なターゲットに合わせたサイズ展開をしておくとユーザーのニーズにマッチします。
直前需要に対応する
Cake.jpが実施したホワイトデー意識調査によると、当日や直前に購入する方が多くいることが分かりました。そのため店頭での販売の場合はホワイトデー当日まで販売を行うことや、通販であれば、前日受付翌日お届けのお急ぎ便に対応していると良いでしょう。また、お相手の住所が分からなくてもお届けできるソーシャルギフトのニーズも高まっています。ホワイトデー当日まで在庫を切らさない生産体制を工夫していきましょう。
ホワイトデー商戦は、限定商品の用意と、直前需要に対応するのが鍵
この記事では、ホワイトデーの傾向や、ホワイトデー商戦での各社の事例と、成功させる3つのポイントについてご紹介しました。
バレンタインデー同様、ホワイトデーも売り上げを伸ばす大事なシーズナルのひとつ。ご紹介した成功させる3つのポイントを取り入れて商品開発や生産体制の調整をしていきましょう。