コロコロかわいい切り餅を使ったひなあられの作り方
春の訪れを感じるときはどんな時でしょうか。
「出会いと別れ」
「気温が穏やかに暖かくなってきた」
「花や自然が豊かになる」
そして、女の子の大切な行事であるひな祭りもこの時期ですね。ひな祭りは、女の子の成長と健康を願うためのイベントとして日本に受け継がれている文化です。
そんな、ひな祭りにかかせないお菓子と言ったらひなあられでしょう。全国でもこの時期にしか販売されない、限定スイーツと言えますね。
ですが、ひなあられは自宅でも簡単に作れる手軽スイーツとしておすすめです!ちょっとしたおつまみや、手土産としてもイチオシですよ!かわいらしいお菓子をいつでも作れるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
目次
ひな祭りの文化を詳しく
ひな祭りは、五節句のうちのひとつで、別名「桃の節句」と言われています。雛人形を飾り、お祝いするのが一般的です。
邪気を払うための五節句
季節の節目となる節句の頃は、邪気が入り込みやすいと言われています。厄や邪気を払うための行事として 年に5回、人日(じんじつ:正月7日)、 上巳(じょうし:3月3日)、 端午(たんご:5月5日)、 七夕(しちせき:7月7日)、 重陽(ちょうよう:9月9日)の五節句が、現在も残っています。
ひな祭りの由来は、雛人形を川に流していた
中国には、邪気を払うために、川で身を清める習慣がありました。平安時代、それにならって紙の人形に自身の穢れや厄をうつして川に流す「流し雛」が行われていました。
紙の人形がだんだんと立体的に立派になり、貴族の子供たちの間でおままごとに使われる人形になったのです。これを「ひいな遊び」と言います。この遊びが、江戸時代にひな祭りへと変化し、川に流さずに飾ることで邪気を払う役目に変わっていきました。
桃の節句が女の子のための行事となっていったのは、ひいな遊びから始まり、家に人形を飾る風習が定着したからと言えるでしょう!
ひなあられは関東と関西で味が違う!
ひな祭りといったら、ひなあられは定番のお菓子です。しかし、関東と関西では味も、そして形も違うことをご存知でしたか?
甘いひなあられとしょっぱいひなあられ
淡い色の甘い小粒のひなあられを想像した方は、関東の方でしょう。関東のひなあられは、甘く砂糖で味付けをされています。もち米を焼いて作っているので、お米の形の小粒のものが主流です。
片や、関西のひなあられはと言うと、形は丸く大きく、塩や醤油のしょっぱいひなあられが主流です。またアオサやエビを使った味も多く、おかきのような味わいが特徴となっています。
東西で味が違う理由
関東でひなあられが広まったのは、江戸時代に豊作を願って流行した「はぜ」が関係しています。「はぜ」はもち米を煎ったお菓子で、願いをこめてお供えするのが一般的でした。「はぜ」はポン菓子の元となっており、のちにひなあられとして食べるようになったとされています。
関西のひなあられの由来は、また違った理由があり、お釈迦様の命日の法要におかきをお供えしていたことが一説としてあります。また、お坊さんが山にこもって修行する際に、お供えされた餅で作ったお菓子を持っていったことだとも言われています。
色合いにも理由がある!
ひなあられは、雛人形と一緒に飾られる「ひし餅」と同じ色で、ひなあられができた由来はこのひし餅からきているからなのです!
江戸時代でも、現在と同じように桃の節句には雛人形を飾っていました。家の中に飾ってある雛人形を、外に持ち出して、外の景色を見せる「雛の国見せ」と呼ばれる風習がありました。その際に持っていくお菓子として、ひし餅を砕いて持ち運びしやすく、ひなあられにしたのが由来となっています。
その名残から、ひなあられとひし餅が現在でもセットになっているのですね。
ひし餅の色は、赤(桃)・白・緑の3色で、邪気を払うと信じられてきたクチナシやヨモギの植物が、色付けのために使われています。それには「娘を邪気から守りたい」「娘の健康を祈願する」というという願いが込められています。
そこに黄色が入ると、4色で四季を表し「一年を通して健康に」という意味になるのです!
自宅でかわいいひなあられを作ってみよう!
ひなあられが、大切な願いをこめたお菓子という事が分かりましたね!そんなひなあられを、切り餅を使って自宅で簡単に作ってみませんか!
こちらでは、関東と関西の味別の材料で作れます。どちらの味わいも、食べ比べてみてはいかがでしょうか!
関東の甘いひなあなれの材料
材料(2人前)
切り餅 3個
【きな粉味】
きな粉 小さじ2
粉糖 小さじ1
【いちご味】
粉糖 小さじ2
ストロベリーパウダー 小さじ1
【抹茶味】
粉糖 小さじ2
抹茶パウダー 小さじ1
作り方
準備.オーブンは170℃に予熱しておきます。 天板にクッキングシートを敷いておきます。
- 切り餅を約5mmほどに切ります。
- 間隔をあけて天板に並べて、170℃のオーブンでカリカリになるまで加熱します。(20分ほど)
- ポリ袋か容器にそれぞれの味の材料を入れ、粗熱がとれた餅を入れてまぶしていきます。
- 全体的にまぶし、一つの器に盛り付けて完成です!
関西のしょっぱ甘いひなあられの材料
材料(2人前)
切り餅 3個【ソース味】
お好みソース関西 大さじ1
砂糖 大さじ1
【 青のり味】
砂糖 大さじ2
青のり 小さじ1
*水 大さじ1
【かつお味】
砂糖 大さじ2
かつお節 小さじ2
*水 大さじ1
作り方
- 切り餅を切り分けます。
- 天板にクッキングシートをひき、その上に間隔を開けて、餅を並べます。
170℃のオーブンで加熱する。これを後2回行いましょう。 - ソース味、青のり味、かつお味のそれぞれを混ぜ合わせます。
※この時、*水はまだ入れません! - 青のり味、かつお味をフライパンを熱し、水を入れて泡立ってきたら餅を投入します。
味が絡まったら一旦火を止めましょう。 - 火を止めた後も、白く結晶化して一粒一粒が離れるまで混ぜます。
- ソース味は、火を止めた後も白く結晶化しないので、冷めないうちにクッキングシートの上に一つ一つ離して乾燥させておきます。
- 冷めたら完成です!
かわいくて美味しいものに目がない!お取り寄せスイーツ4選
ひなあられのように見た目のかわいいスイーツを見ると、テンションも上がりますよね!Cake.jpのお取り寄せスイーツには、ひなあられの他にも「かわいい」が詰まったスイーツが目白押しです!
家族と一緒に、そして贈り物にも喜ばれる商品を、ぜひお手に取って味わってみませんか。
羽二重餅ギフト12個入り
羽二重餅ギフト12個入り
¥2,400税込
季節によって変わる羽二重餅(はぶたえもち)の詰め合わせは、色合いもかわいくみんなで召し上がれます!
羽二重餅(はぶたえもち)は、普通の大福とは全く違い、きめ細やかな生地と柔らかな食感です。生クリームとそれぞれの味がマッチしていて、全種類食べたくなりますね!
飲むわらび餅とフルーツ大福
飲むわらび餅 5食入り(抹茶味3個 ほうじ茶味2個)1箱 と フルーツ大福 苺・キウイ・パイン各2個入り
¥5,800税込
わらび餅を飲む発想がとてもユニーク!「本わらび粉」使用の黒糖わらび餅を、抹茶シロップ・ほうじ茶シロップのお好きな方をミルクと割って頂きます!自宅にいながら、カフェのようなドリンクが楽しめますよ。
果物を白餡で丸ごと包んだフルーツ大福は、酸味と甘みがすばらしい組み合わせとなっています。二つの贅沢セットは、贈り物にも喜ばれますね!
《いちころか》
《いちころか》10個入り
¥3,300税込
コロっとしたイチゴの形がかわいくて目にとまる、こちらの商品は、2種類の餡が味わえる和菓子です。
赤いイチゴは、国産大粒いちごコンフィチュール餡のフルーティーな味わい。白いイチゴは北海道大納言小豆コンフィチュール餡で、小豆の奥深い味がしっかり閉じ込められています!餡の甘さの中に、素材の美味しさが凝縮されて、子供から大人まで美味しく召し上がって頂けます!
かわいいハートドーナツ
かわいいハートドーナツ 12個セット
¥2,700税込
どれを選ぶか迷ってしまう、カラフルなふわふわもちもちのドーナッツです。ピンクやハートが好きな方は、飛びつくようなかわいさのスイーツとなっています!
油で揚げているのに、とても軽い食感なので、何個でも食べれてしまうと好評ですよ!
ひなあられは作れる!かわいいスイーツは取り寄せられる!
ひな祭りは、女の子の健康や成長を願ったお祭りで、今もなおその文化は受け継がれています。そこに、かわいいも取り入れられ、見た目がカラフルなスイーツで、お祝いの席も華やかにすることもできますね!
かわいいひなあられを作りつつ、かわいいスイーツを取り寄せて、みんなでお祝いの席を開いてみましょう!
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