【ひなあられの真実】関東・関西で味も形も完全に別物

季節のイベントとして、3月3日の桃の節句は、ふんわり穏やかな春を先取りする催しですね。何段にも飾られた雛人形に、淡い色のひなあられとちらし寿司。長女である私も、お祝いしてもらっていた事が懐かしいです。

月日が流れて早数十年、旅行先でひなあられを見つけました。ひなあられは、この時期にしか食べることはない特別なお菓子なので、久しぶりに手に取ってみることに。その時に、初めてひなあられが関東と関西で別物だということを知りました！！

今回は、ひなあられの衝撃の真実をお伝えしたいと思います。読み終えたら、毎年のひな祭りの日が待ち遠しくなるでしょう！ぜひ、最後までご覧になり、東西の味比べをしてみませんか？

ひなあられについて解説

どうしてひな祭りにあられを食べるようになったのでしょうか？

日本の歴史を遡りながら、ひなまつりやひなあられについて見ていきましょう！

ひなあられを食べるようになったのはいつ？

ひなあられが食べられるようになったのは、江戸時代に流行したという「雛の国見せ」という行事が関係しています。

「雛の国見せ」とは、部屋に飾られている雛人形を野外に連れ出して、春の景色を見せてあげるという風習です。その際に、ひし餅を屋外でも食べられるようにと砕いて持っていったのが、ひなあられの始まりと言われています！

今でもひな壇にひし餅が飾られるのは、その名残だと言われています。

ひなあられの色には、どんな意味がある？

ひなあられには、淡い3〜4色の色が用いられ「娘の健康を祈願する」という意味が込められています。

ひし餅の赤・緑・白の3色も、邪気を払うと信じられてきたクチナシやヨモギの植物を使い色付けされ、「娘を邪気から守りたい」という願いが込められています。また、ひし餅が菱形をしているのは、心臓・心を表しているのです。

ひなあられもひし餅も、ただのお菓子や飾りではなかったのですね。「娘の健康を祈るお祝い」として、ひな祭りではきちんと用意しておくことが大切です！

関東と関西で異なるひなあられの違い

筆者が衝撃をうけた、東西で違うひなあられをまとめてみました。ひなあられの由来と共に解説していきますね。

【関東のひなあられの味】は、甘い味

関東のひなあられは、ポン菓子と言われるうるち米を揚げて、砂糖をまぶしたタイプです。なのでお米が膨らんだ形をしています。

中には、もち米を使った丸い大きめのものも入っていたり、炒った大豆が混ざっているものもあります。やさしい甘さとシャリシャリした口溶けで、お米のフワッとした感じが優しい味わいが特徴です。

関東のひなあられは、もち米を煎って作られた「はぜ」がもとになっています。「はぜ」は今で言うポン菓子のことです。煎った米の形が、稲の花のようになるため、豊作を祈願して自宅にお供えしていたそうですよ。

【関西のひなあられ】は、しょっぱいおかきタイプ

米を揚げる関東のひなあられとは違い、関西のひなあられは、餅を揚げているため大きいサイズです！味付けは、醤油や黒砂糖でしょっぱく、あられというよりはおかきに近いですね。

また、エビやアオサを使ったひなあられや、チョコレートをコーティングしたあられも入っているのも驚きました。

関西のひなあられは、「涅槃会（ねはんえ）」と言われる、お釈迦様が亡くなった日にお寺で行なわれる法要にお供えされるおかきが、ひなあられのもとと言われています。

お雛様にも違いがあった！

雛人形はそれぞれお顔に違いがあるとは言え、関東と関西で好まれる顔があるようです。

関東では、大きめな目にかすかに笑みを浮かべているような口元のお顔をして、やんわりとした顔立ちをしています。それに対して関西では、気品あふれる京美人のような、スッと切れ長の目に鼻筋が通ったのお顔立ちが好まれるそうです。

どちらも素敵なお顔なので、住んでいる地域というよりも、好みの雛人形をお迎えするのが一番ですね！

ひなまつりにも最適！お取り寄せスイーツ

みんなが集まるひな祭りで、一緒に美味しいスイーツを召し上がりませんか？

かわいい！3色プリン

ひな餅の色合いで、ひなまつりにぴったりの3色の可愛いプリンです。女性にも、お子様にも喜んでもらえるスイーツですね！

上の段がいちご風味、真ん中が、白いのに珈琲味！一番下は抹茶風味の味わいで、3つの味わいがマッチしてとても美味しいです！

ママドールケーキ

スカートに見立てたケーキが、とってもユニーク！「とてもかわいい」「喜んでもらえて大満足」と口コミも多い人気の商品です！

見た目だけでなく、「ジャパン・ケーキ・ショー東京」で優勝経験のあるパティシエが作るケーキなので、美味しさは間違いありません！

ハーフケーキ（女の子）

ひな祭りの女の子の日にぴったりの可愛らしいケーキです！

口溶けの良いクリームを使用したシンプルな苺のショートケーキですが、甘さ控えめな、口溶けすっきりバタークリームはどこか懐かしさも感じる味わいになってます。

もちろんひな祭りだけでなく、色んなシチュエーションでもご利用いただけるでしょう！

東西のひなあられは、どちらも美味しい

ひなあられが関東・関西で違う真実に驚きましたが、地域に関係なく、健康を願って食べられていたのは同じでしたね！

東西で食べたことがないひなあられがあれば、どちらも味わっていただきたい美味しさです！そして、ひな祭りには美味しいスイーツも取り寄せて、みんなでお祝いしましょう！

【今回ご紹介したお取り寄せスイーツまとめ】

• かわいい！3色プリンはこちらから
• ママドールケーキはこちらから
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