焼き菓子の定義って知っていますか?国別で見た伝統的な焼き菓子も紹介!
焼き菓子というと、クッキーやマドレーヌをイメージする方も多いでしょう。どのようなスイーツを焼き菓子というのか、定義や該当するスイーツはなにがあるのかと聞かれたら、明確に答えられますか?今回は、焼き菓子の定義と伝統的な焼き菓子を発祥の国ごとにわけて紹介します。通販で購入できるおいしい焼き菓子も紹介しますので、焼き菓子好きの方は必見です。
目次
焼き菓子とは?定義や特徴を解説
焼き菓子というと、「ケーキ屋さんに売っているもの」「手土産やギフトに使う」といったイメージがありますよね。まずは焼き菓子の定義や特徴について確認してみましょう。
焼き菓子の定義は?
焼き菓子とはその言葉通り、焼いて作ったお菓子全般を指しますが、明確な定義は定まっていません。
主に小麦粉や砂糖・卵を使っていて、常温で販売できるお菓子を指していることが多いです。クッキーやマドレーヌなどが代表的ですね。
冷蔵保存が不要なスイーツを焼き菓子とする場合が多いため、水分量が多く日持ちしないお菓子を焼き菓子と呼ぶことはありません。ケーキやシュークリームなどは水分量が多いので、焼いて作ったスイーツですが分類は「生菓子」となります。
出来上がりの水分量を基準にした定義方法が「生菓子」「半生菓子」「干菓子」の3分類です。使用している素材やトッピングなどによって若干異なる場合がありますが、焼き菓子は干菓子、もしくは半生菓子であることが条件であると言えます。
焼き菓子の特徴
前述したように、焼き菓子は常温での保管ができる点が特徴です。賞味期限が長く、製造日から1ヶ月以上品質を保てる商品が多いです。
1つ1つが小さめサイズのため個包装されている商品も多く見かけます。宅配を利用したり1度に大量のプレゼントをしても問題なく食べきれます。
また、焼くことで素材の風味や香りが良くなるお菓子が非常に多いです。香ばしさも相まって、バターや卵のコク、フルーツの甘さなどがしっかり感じられます。
国別で見る伝統的な焼き菓子
焼き菓子は定義が広く、さまざまなお菓子が該当します。そこで伝統的な焼き菓子を、発祥の国別にまとめて紹介します。有名な焼き菓子はもちろん、意外と知らなかったスイーツを知る機会にもなりますので、ぜひご覧ください。
フランスの伝統的な焼き菓子
まずはスイーツの本場・フランスの伝統的な焼き菓子を紹介します。真っ先にイメージするであろうマドレーヌやタルト類のほかにも、数多くのスイーツがあるので紹介します。
マカロン
フランス発祥の代表的なスイーツです。本来のマカロンは焼いてある生地部分のみを指し、間にガナッシュが挟まれているのは「パリ風マカロン」と言います。パリ風マカロンは冷蔵保存の商品も多いため、半生菓子に分類されるものが多いです。
カヌレ
溝のついた専用の型で焼いたお菓子です。非常にもちもちして弾力があります。お酒のコクとバニラビーンズが香るカスタード風味が特徴的です。
ダッグワーズ
アーモンド風味のメレンゲを使った焼き菓子です。軽い食感ながら中はしっとりしていて、独特の食感と優しい甘味が味わえます。もともとフランスではホールケーキの底地として使用されていました。現在見かける小判型のダックワーズは、日本人シェフが考案したものです。
ラングドシャ
クッキーに似ていますが、より薄くサクサクした食感の焼き菓子です。卵白とバターをたっぷり使用しています。シンプルで素朴な味と軽やかなくちどけが食べやすいと人気です。
フロランタン
サブレ生地にスライスアーモンド、キャラメルをかけて焼いたお菓子です。表面はカリッとやや硬めで、ザクザクとした食感が楽しめます。
フランスはスイーツ本場の地ということもあり、日本でもなじみ深い焼き菓子が多数ありました。他にも「ナンシー」や「ガトーバスク」などさまざまなフランス発祥の焼き菓子がありますので、興味がある方はぜひ調べてみてください。
日本の伝統的な焼き菓子
続いて、身近でなじみ深い日本の焼き菓子を紹介します。
カステラ
長崎の特産品でもあるカステラは、室町時代に南蛮から伝わってきた焼き菓子です。明治以降に入ってきたお菓子を「洋菓子」、それ以前からあったものを「和菓子」と区別していたため、カステラは和菓子に分類されます。卵の味わいとザラメの優しい甘さが特徴で、どの年代でも食べやすいです。
ボーロ
カステラと同様に、室町時代に南蛮から伝わったお菓子です。海外の小麦粉と若干成分が異なるため、日本のボーロの方がホロホロ感が強く、口の中でさっと溶けていきます。乳幼児でも食べられるおやつとして人気です。
桃山
白餡に砂糖や卵を混ぜて焼いたお菓子です。卵のコクとまろやかさがあり、ほろっと崩れる食感をしています。商品によって桜や梅など焼き印がされており、縁起が良い和菓子として昔から親しまれています。
和菓子というと、まんじゅうや羊かん、練り切りなど生菓子のイメージが強いかもしれません。ですが意外と焼いて作るお菓子も多くありますので、ぜひこの機会に触れてみてください。
ドイツの伝統的な焼き菓子
最後に紹介するのは、ドイツ発祥の焼き菓子です。日本でもよく見かける焼き菓子は、意外とドイツ発祥のものが多いとご存知でしたか?
バウムクーヘン
ご存知の方も多いように、返礼品としても人気のバウムクーヘンはドイツが発祥です。年輪のような見た目から、縁起の良いお菓子としてギフトの定番商品になっています。
シュトーレン
ドイツではクリスマスの時期に食べる定番の焼き菓子です。中にはドライフルーツがたっぷり入っており、固めで食べ応えがあります。年々日本でも広まっており、洋菓子店のほか、パン屋さんなどでも購入できます。日持ちするので、クリスマス前から数日に分けて食べるのがドイツ流です。
プレッツェル
ドイツではふっくら焼き上げたパンとして生まれました。日本ではプレッツェルといえば硬い焼き菓子が思い浮かびますね。これは、プレッツェルをもとにしてアメリカで生まれた焼き菓子です。サクサクで硬めの食感が特徴で、「ハードプレッツェル」とも言われます。
ラスク
日本でもおなじみのパンを砂糖などをまぶして2度焼きしたお菓子です。サクサク食感と優しい甘さは誰でも食べやすく、手土産などにもぴったりです。
シュネーバル
小麦粉にバター・卵を加えた生地を丸く焼き上げて作ります。パイのようなサクサク感と、トッピングごとのフレーバーの違いが楽しめます。
おいしい焼き菓子を通販で取り寄せ
焼き菓子の種類は多く、なかなか手に入りらないものもあります。そんなときは通販を利用するのがおすすめです。Cake.jpでは定番の焼き菓子から、少し珍しい焼き菓子まで取り扱っているので、気になるお菓子を簡単に取り寄せできます。
ピュアハート
焼菓子ギフト
¥4,700税込
クッキーやマドレーヌ、フィナンシェなど8種類の焼き菓子がセットになっています。さまざまな焼き菓子を少しずつ食べたい方におすすめです。パウンドケーキとフロランタン、メレンゲ菓子はハートの形になっているため見た目もかわいいです。
パウンドケーキは6種類のフレーバーからランダムで8個選ばれます。フルーツやキャラメルなど定番のフレーバーばかりですので、何が届いてもおいしく食べられるでしょう。
グルテンフリースイーツのコメル
お米のバウム(小)・お米のカステラ(プレーン)の詰め合わせ
¥2,312税込
お米を使用して作ったバウムクーヘンとカステラのセットです。工場内では小麦を一切使用していないので、アレルギーがある方も安心して伝統的な焼き菓子を楽しめます。
使用しているお米は全て地元である山形県庄内地方の「はえぬき」で、しっとりもちもちの優しい食感に仕上がっています。卵やバター、隠し味のブランデーも無添加にこだわっており、身体に優しいスイーツです。
チョコレートやメロン味など他のフレーバーもありますので、ぜひチェックしてみてください。
創作和洋菓子 花えちぜん
羽二重サブレ 5個入
¥972税込
福井県の名産品である「羽二重餅」とホワイトチョコを挟んだサクサクのサブレです。サブレのサクサク感と、お餅のやわらかく優しい噛み応えの2つの食感が楽しめます。
フレッシュバターとバニラオイルの香りが感じられる、優しくシンプルな味わいのサブレは誰でも食べやすい味です。たっぷり入ったホワイトチョコの滑らかなくちどけがさらに食欲をそそる商品です。
昔から親しまれている焼き菓子を楽しもう
世界各国で生まれたさまざまな焼き菓子は、サクサクの食感や優しい素材のうま味を楽しめます。あまり好き嫌いが分かれず日持ちするので、大勢の方に向けたプレゼントにも最適です。通販をうまく活用して、ポピュラーな商品から日本では見かけない珍しいお菓子まで、さまざまな焼き菓子を味わってみてください。