おいもゴロゴロ鬼まんじゅうの簡単レシピ（蒸し器がなくてもOK）

名古屋をはじめとした東海地方の名産品「鬼まんじゅう」をご存知ですか？ゴロゴロしたさつまいもがのった蒸しまんじゅうで、素朴な甘みが癖になる、名古屋の和菓子屋では必ずおいてある昔ながらの和菓子です。

鬼まんじゅうは実作業時間は15分ほどで簡単につくることができます。さつまいもが余ったら、さっと鬼まんじゅうをつくってみてください。食後のデザートや午後のスイーツタイムにも、ぴったりの簡単おやつになりますよ。

この記事では、鬼まんじゅうのレシピから、必要な器材、保存方法、そしてお取り寄せできるおまんじゅうまでご紹介していきます。

鬼まんじゅうのレシピ

それでは、さっそく鬼まんじゅうのレシピをみていきましょう。 ベーキングパウダーなどを使わなくてもできるため、さつまいもさえあれば、一般家庭にそろえられている材料でつくることができますよ。

鬼まんじゅうの材料

• サツマイモ…　1本（200g）
• 砂糖…　50g
• 塩…　ふたつまみ
• 小麦粉…　80g
• 黒ゴマ…少々（あれば）

鬼まんじゅうに必要な器材

鬼まんじゅうづくりには「蒸し鍋」「蒸し器」があると便利です。「蒸し鍋」は3,000円程度、通常の鍋にセットして使え、「蒸し器」に関しては100円ショップでも購入できるので、よく蒸し料理をする方はぜひ購入されてみてください。

家に「蒸し鍋」も「蒸し器」も持っていないという方の場合は、フライパンにお皿を重ねれば蒸し料理をつくることが可能です。 フライパンに1~2cm程度の水を貼り、そこにある程度高さのあるお皿をセットし、そのままレシピどおりつくった鬼まんじゅうをお皿にならべ、フライパンに蓋をして20分程度蒸せば美味しい鬼まんじゅうをつくれます。

鬼まんじゅうの作り方

1. さつまいもは両端を少し切り落とし、ピーラーなどで皮をむき、8mm~1cm角に角切りに切る。
2. ボウルに切ったさつまいもを入れて、砂糖50gと塩ふたつまみを加えて混ぜ合わせ、そのまま15分ほど置く。
3. 待つ間にクッキングシートを7~8㎝四方の正方形に切り、蒸し器のお湯も沸かしておく。
4. 15分ほど待つと、さつまいもに砂糖がしみてシロップのようになっているので、水大さじ2杯ほどを加え軽く混ぜ合わせる。
5. ボールのなかのさつまいもに水分がでたら、ゴムべらなどで小麦粉を加えダマがなくなるまで混ぜ合わせる。
6. スプーンなどで芋ごと生地をすくい取り、少し山ができるようにクッキングシートに塊にしておく。
7. 蒸し器にセットして、しっかり沸騰を保った状態で、17~20分ほど蒸す。（火加減は中火～弱めの強火ほど）。 蒸し上がったら、蒸気に注意しながら火から外せば完成。

鬼まんじゅうの保存方法

つくったらすぐ食べてもよいですが、鬼まんじゅうが余ったり、翌日以降に食べたいという場合は、冷蔵もしくは冷凍して、食べるときにレンジ（600W）で再加熱すると出来立ての味が楽しめます。

鬼まんじゅうの由来

ところで、鬼まんじゅうって不思議な名前だと思いませんか？ 鬼まんじゅうの名前の由来を調べてみたところ、角切りにしたさつまいもの角がゴツゴツ見える様が、鬼のツノや金棒を想起させたことから「鬼まんじゅう」の名前がつけられたのでは？といわれているそうです。

また、鬼まんじゅう自体は江戸時代からつくられていたといわれていますが、戦中、戦後の食糧難の際に、比較的手軽に手に入ったさつまいもと小麦粉を使ってつくられ、米の代わりの主食として広まったことでここまで知られるお菓子になったようです。

Cake.jpでお取り寄せできる和菓子やさつまいもをつかったお菓子

「鬼まんじじゅうをつくってみたいけれど、なかなか時間がとれない」という方に向けて、ここではCake.jpで購入できる和菓子や、鬼まんじゅうのようにさつまいもの甘みを生かしたお菓子をご紹介します。 和菓子好きのあなたも、さつまいも好きのあなたも要チェックです！

川越菓舗　道灌 丁稚芋

裏ごしをしたさつまいものペーストに白餡と甘く煮た芋の角煮を混ぜ合わせ、 竹の皮で包んだ後蒸気でゆっくりと蒸した一品です。

口にするとさつまいもの素材そのままのやさしい甘さと、白餡の上品な味わいのハーモニーが、さつまいも好きにはたまらないのではないでしょうか。

芋くりなんきん

芋、栗、南瓜（かぼちゃ）を使用した和の焼菓子です。 素材の美味しさをそのままに焼き上げた、しっとり濃厚生地と栗などゴロゴロした具材のコンビネーションをお楽しみください。

お味は、ねっとり濃厚な芋生地とホクホクした皮付きダイスカットの国産芋があわさることで、口の中いっぱいに芋の風味が広がる一品となっています。 和菓子好きも洋菓子好きも一緒に楽しめそうですね。

産地直送有機さつまいもシルクスイート使用　芋菓ふんわりスイートポテト

さつま芋と素材本来の甘さと、色鮮やかな彩りが特徴の芋菓代表商品の新食感のスイートポテトです。

なめらかな舌触りで、 甘さ控えめ。重い食感のさつまいもを出来るだけ軽い食感に仕上げました。白砂糖を使用せず、血糖値が上がりにくい有機アガベシロップを使用し、オーガニック材料や無添加にとことんこだわりぬいているため、ダイエット中の方や健康に気を使っている方へのプレゼントにもおすすめです。

色とりどりでコロンとした見栄えもかわいいので、目でも味わえるスイーツですね。

OIMO 生スイートポテト　

しっとりと蒸しあげたさつまいもにバターやクリームをリッチに加えたミルキーな味わいのペーストを、あえて焼かずに仕上げることでなめらかな口どけを実現した生のスイートポテトです。

お芋本来の味わいをお楽しみ頂くために、お砂糖は最低限の量のみ使い、やさしい甘さに仕上げています。 生スイートポテトに使用しているのは、良質な国産のさつまいものみです。しかもそれだけではなく、更にさつまいもを温度と湿度が管理された貯蔵庫で寝かせることで甘みを出し、 適正な環境でゆっくりと寝かせて十分な甘さに仕上がったものだけを使用しているのだから驚きです。

「プレーン」「紅いも」「ブリュレ」「抹茶」の4種類が味わえるボックスタイプなので、手土産やプレゼントにもぴったりですね。

気軽につくれる鬼まんじゅうをお家で楽しもう

いかがでしたか？鬼まんじゅうはさつまいも、小麦粉、砂糖、塩、と、お家でストックしてある調味料や材料でつくれるので、簡単につくることができそうですよね。

「鬼まんじゅう」といういかつい名前とは裏腹に、味わいも身体にも優しい鬼まんじゅうを、これからの午後のおやつのレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか。 最後に、記事で紹介したお菓子をまとめておきますね。

・川越菓舗　道灌 丁稚芋はこちら
・芋くりなんきんはこちら
・産地直送有機さつまいもシルクスイート使用　芋菓ふんわりスイートポテトはこちら
・OIMO 生スイートポテトはこちら

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