ホーム マガジン マドレーヌ 【徹底解説】マドレーヌとフィナンシェの違いって何?

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【徹底解説】マドレーヌとフィナンシェの違いって何?

今回は、あなたに魔法をかけたいと思います。その魔法とは「マドレーヌやフィナンシェが、より一層美味しく感じる魔法」です。この記事を読み終わった頃には、きっとあなたもマドレーヌやフィナンシェが食べたくなっていることでしょう。

さて、本題です。マドレーヌにフィナンシェ、どちらもケーキ屋さんでよく見かける身近な焼き菓子ですが、その違いは知っていますか? あらためて聞かれると、「わからない」という方が多いのではないでしょうか。

しかし、この二つのスイーツには明確な違いがあります。そこでこの記事では、マドレーヌとフィナンシェの違いや、それぞれの歴史、そして通販でお取り寄せできるおすすめのマドレーヌやフィナンシェをご紹介していきます。

知識を深めれば、スイーツの味わいもさらに格別なものとなりますよ。ぜひ美味しいおやつで幸せなひと時をお過ごしください。

マドレーヌとフィナンシェの違いって?

マドレーヌとフィナンシェの共通点は、それぞれ卵や小麦粉、バターといった材料を型に入れて焼き上げることです。
それだけ聞くと、やはりかなり似たようなお菓子に感じますが、材料や食感を比較してみると違いが見えてきます。

材料の違い

まずは、それぞれのお菓子の材料の違いをみてみましょう。

<マドレーヌ>

・卵(卵白も卵黄も使用)
・薄力粉
・ベーキングパウダー
・溶かしバター

<フィナンシェ>

・卵白(卵黄は取り除く)
・砂糖
・アーモンドパウダー
・薄力粉
・焦がしバター

マドレーヌは卵白も卵黄も使うのに対し、フィナンシェは卵白のみを使用して焼き上げます。 また、フィナンシェにはアーモンドパウダーが入っていますね。 どちらもバターを多めに使用するのは同じですが、マドレーヌには“溶かしバター”、フィナンシェには“焦がしバター”が使われるのが一般的です。

形状の違い

マドレーヌはホタテ貝を模した形であるのに対し、フィナンシェは金塊を模した長方形をしています。
この形状には、マドレーヌとフィナンシェの歴史が関係しているので、これは後程詳しく解説していきます。

食感の違い

マドレーヌは甘く優しいバターの風味で、フィナンシェと比べるとややふんわりした食感をしています。 フィナンシェはアーモンドと焦がしバターの香ばしく豊かな風味があり、しっとり感と表面のカリッとした食感の両方を味わうことができます。

マドレーヌとフィナンシェの歴史

マドレーヌとフィナンシェ、それぞれの発祥についてご紹介します。 今までなんとなく食べていたお菓子も、歴史を知るとより楽しくいただけるかもしれませんね。

マドレーヌの発祥

マドレーヌの発祥については、いくつかの説があり確実なことはわかっていません。

一番有名な説は、1755年にロレーヌ公スタニスラス・レクチンスキーが催したとあるパーティーで、 パティシエが厨房で口論になったことから怒って出て行ってしまい、パティシエの代わりにメイドが祖母から教わったレシピでお菓子を焼いたところ、 ロレーヌ公がそのお菓子を大層気に入ったため、そのメイドの名前をとって「マドレーヌ」と名付けた…というもの。

マドレーヌというメイド女性のサクセスストーリーというか、なかなか痛快なお話ですよね。

出典-Pexels


他にも、フランスからスペインの巡礼地を目指す少女、マドレーヌが巡礼者のシンボル帆立貝の形をしたお菓子を作って巡礼者に配っていた、その少女の名前から『マドレーヌ』とつけた、という説もあるそうです。 こちらもなんだか巡礼地の美しい景色が浮かぶような、ロマンチックな説ですね。

なお、マドレーヌが日本に初めて伝わったのは、江戸から明治にかけてです。風月堂の職人が横浜の居留地にあった洋菓子店からお菓子作りを学んでおり、その時に学んだお菓子のひとつがマドレーヌであったといわれています。

当時は貝殻型の焼き型がなく、生地を菊型の和菓子の木型をもとに作成した型に流し焼いていたらしく、今でも古い歴史のある洋菓子店では菊型のマドレーヌを出しているところもあるそうです。

フィナンシェの発祥

フィナンシェとは、フランス語で金融家という意味であり、パリの証券取引所近くのサン・ドゥニ通りに店を構えていた菓子職人ラヌが考案したといわれています。証券取引所の金融家達が背広を汚さずに素早く食べられるよう、手のひらに収まるくらいの小ぶりなサイズでつくられていたようです。 また、フィナンシェの形は金融家たちが喜ぶよう、金塊をかたどっているとも言われています。

フィナンシェの発祥として、17世紀ごろの肉食が禁止されていた修道院にて誕生したという説もあります。 肉の代わりの栄養源としてアーモンドを食べていたとされており、アーモンドを原料とするフィナンシェが食べられていた、というわけですね。

出典-Pexels

Cake.jpでお取り寄せできるマドレーヌ

マドレーヌとフィナンシェの違いや歴史を知ると、なんだか愛着がわいて食べてみたくなりますよね。 ここでは、Cake.jpで購入できるこだわりのマドレーヌをご紹介していきます。

マドレーヌタイム《彩りイチゴ》

「焼き菓子」が一番美味しいと感じられる時間である「焼きたての瞬間」の味を届けることにこだわって開発されたマドレーヌです。 ほのかに香るイチゴのさわやかな香りのチョコレートをコーティングしたマドレーヌが冷凍された状態で届き、30分ほど解凍すると出来立てそのものの味を味わえます。 いちご味のほかに、そのほかに抹茶をコーティングした「彩り抹茶」やチョコレートをコーティングした「彩りショコラ」もあるので、ぜひ詳細ページをチェックしてみてください。

マドレーヌタイム《彩りイチゴ》

マドレーヌタイム《彩りイチゴ》

¥3,000税込

塩マドレーヌ 

風味豊かなフランス高級バター「エシレ」を使用したマドレーヌにゲランドの塩を添えてさっぱりとした甘さの塩マドレーヌです。 塩のしょっぱさがマドレーヌの甘さをひきたて、なんともいえないハーモニーを織りなしています。 一度食べると病みつきになりそうです。食べすぎには注意してくださいね。

塩マドレーヌ

塩マドレーヌ

¥1,550税込

Cake.jpでお取り寄せできるフィナンシェ

つづいて、Cake.jpで購入できるこだわりのフィナンシェをご紹介していきます。 金塊をかたどったといわれるフィナンシェは、仕事を頑張る男性へのプレゼントにもぴったりなのではないでしょうか?

紅映梅のフィナンシェ ギフトセット

こちらの紅映梅のフィナンシェは、福井県産の完熟梅と砂糖のみで半年以上漬け込んだ梅グラッセにもうひと手間かけ、果肉をセミドライ加工し、旨味と甘酸っぱさを凝縮させた上で、キューブ型のフィナンシェにたっぷり混ぜ込みました。 フィナンシェ1個に対して果肉1粒分を使用しています。 生地にも旨味が染みこみ、奥行きのあるまろやかで上品な風味の洋菓子に仕上がっておりますので、いつものティータイムを贅沢に演出してくれます。

紅映梅のフィナンシェ ギフトセット

紅映梅のフィナンシェ ギフトセット

¥3,445税込

【日向利久庵】栗菓子専門店が作る 渋栗フィナンシェ 

栗の渋皮煮を使い、フィナンシェに仕上げた焼き菓子です。フィナンシェの香ばしく豊かな風味の中に栗の渋皮煮がアクセントとなり、甘さ控えめでしっとりしていて、紅茶や珈琲に良く合います。プレーンに加え、抹茶味、チョコ味がセットとなり、贈り物にぴったりな商品ですね。

【日向利久庵】栗菓子専門店が作る 渋栗フィナンシェ

【日向利久庵】栗菓子専門店が作る 渋栗フィナンシェ

¥1,540税込

マドレーヌもフィナンシェも楽しもう

マドレーヌもフィナンシェも、それぞれの歴史や食感の違いはあるものの、どちらも美味しくて身近な焼き菓子であることには変わり在りません。これからマドレーヌやフィナンシェをいただく際には、それぞれの歴史に思いをはせると、食べる楽しみも増えることでしょう。

シンプルな焼き菓子だからこそ、アレンジの幅も広いので、お取り寄せでいろんなマドレーヌやフィナンシェを楽しんでみるのも、日常に小さな幸せをもたらしてくれそうです。

シンプルでいて奥深いマドレーヌとフィナンシェの世界をこれからもお楽しみいただけたら幸いです。最後に、この記事でご紹介したお菓子をまとめておきます。

  • マドレーヌタイム《彩りイチゴ》はこちら
  • 塩マドレーヌはこちら
  • 紅映梅のフィナンシェ ギフトセットはこちら
  • 【日向利久庵】栗菓子専門店が作る 渋栗フィナンシェはこちら

材料はたった4つ!しっとりふわふわマドレーヌの簡単レシピ

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