
基本の練り切り!あんの作り方や代表的な形も丁寧に解説
日本の伝統的な和菓子である「練り切り」が、たった3つの材料でカンタンに作れることを知っていましたか?
今回は自宅でお手軽に作れる「練り切り」のレシピを紹介します。食用の色素を使えば、自分だけのカラフルな練り切りが作れますよ。自宅で作っている人が意外と少ないので、SNSにアップすれば注目されること間違いなしです。
レシピ自体はシンプルですが、コツを意識しないと、食感が悪くなる可能性があります。せっかくかっこよく作れたのに、味がイマイチだと残念ですよね。失敗しないコツも紹介したので、合わせて確認してください。
練り切りの代表的な形や、通販で買える練り切りも紹介しているので、アレンジの参考にしてみてくださいね。
目次
練り切りのレシピ

練り切りのあんを作っていきます。 メイン材料はたったの3種類でできるのでとってもカンタンです。 水分の量によって硬さが変わってくるので、加熱しすぎないよう気をつけてくださいね。
材料
- 白あん 300g
- 白玉粉 10g
- 水 20cc
レシピ
- ボウルに水と白玉粉を入れて、しっかりと混ぜ合わせてください。
- 小さめの鍋に移し替えて、白あんを追加し、混ぜ合わせていきます。
- 火にかけて、さらに混ぜ合わせてください。
- 水分がなくなって、モチモチになってくるまで温めます。
- 火を止めて、練り切り生地を冷ましてください。
- 生地が冷めてきたら、小さくちぎります。
- ちぎったものを再度まとめてください。
- 2〜3回、ちぎってまとめる作業を繰り返せば完成です。
コツ
完成した練り切りは乾燥しやすいので、使わない分はラップに包むなどして、乾燥しないよう保管してください。
完成した練り切りに天然の食用色素を入れれば、いろんな色の練り切りがカンタンに作れますよ。 着色した際に水分が増えてしまうことがあるので、ベタベタしてきたらキッチンペーパーで拭いてくださいね。
火にかけすぎると、水分が飛びすぎて硬くなってしまうので、注意してください。
代表的な練り切りの形
ここでは代表的な練り切りの形を紹介していきます。 練り切りのあんができたら早速、いろんな形を作っていきましょう。 全てを「あん」で作るのではなく、黒ゴマなど別の素材を使うことで、手軽にキレイなものが作れますよ。
桜

春といえばやっぱり桜ですよね。 黄色の練り切りを添えれば雄しべも表現できます。 春らしい淡いピンクに、はっきりとした黄色がアクセントになって、可愛らしい見た目になりますよ。
花粉のような細かい形にするなら、生地を茶こしに押し当てると、粉のように表現できます。 桜の花びら全体でも、花びら1枚だけでも、春らしい可愛いものが作れます。 お好みに合わせて作ってみてくださいね。
スイカ

夏の風物詩といえばスイカですよね。 スイカの練り切りは、カットしていない丸ごとの形でも、カットして赤い断面が見える形でもOKです。
緑、きみどり、白、赤の食用色素があれば作れます。 タネの部分は黒い練り切りを用意するか、めんどくさければ黒ゴマでも代用できますよ。 黒ゴマの形がちょうど、キレイにタネのように見えるので、オススメです。
外側にある皮のシマシマ模様もカンタンに表現できますよ。細長く伸ばした緑の生地をきみどりの生地に等間隔に張り付けていけばOKです。
かぼちゃ

秋といえばかぼちゃのシーズンですよね。 黄色の食用色素があればすぐに作れます。 ヘタの部分にパンプキンシードを刺せば、アクセントになって綺麗にできますよ。
皮の色と、中身の色で少しだけ黄色の濃さを変えると、よりリアルになります。 かぼちゃの味を楽しみたければ、かぼちゃのすり潰しを混ぜてもOKです。 丸めた練り切りに、爪楊枝で筋をつけるだけなので、お手軽ですね。
雪だるま

冬になると、雪だるまを作りたくなりますよね。 練り切りでも見た目が可愛らしくなりますよ。 食用色素がなくても作れますが、オレンジがあると可愛らしいアクセントになります。
目には黒ゴマ、鼻はオレンジ生地、口は爪楊枝で1列に穴を刺せば、顔の完成です。 顔の形を変えてみたり、マフラーや帽子を付け加えれば、もっと楽しめますね。
通販で買える練り切り
こちらでは通販で販売されている人気の練り切りを紹介します。 老舗が出している上品な練り切りなら、プレゼントにも使いやすいですよね。 番外編として、練り切りを作るためのキットも紹介しているので、気になったらチェックしてみてくださいね。
和菓子の村山 練り切り詰め合わせ

味だけでなく見た目にもこだわりがある、職人さん手作りの練り切りです。 和菓子は出来上がり次第、なんと「-50℃」で瞬間冷凍されて、できるだけ鮮度が落ちないように、出荷まで冷凍保管されていますよ。
バラ、あじさい、かえで、ぼたんなど、さまざまなモチーフがあって、どれから食べようか迷ってしまいますね。 (※旬の材料を使っているため、詰め合わせの内容は多少変化していきます。) いろんな種類の練り切りが手軽に楽しめるので、ご自宅でのお茶会や、贈り物にオススメです。
欣榮堂 菊

花びらが細かく丁寧に作られた菊の練り切りです。 職人の技術をふんだんに使った手作りで、非常に細かいデザインに見惚れてしまいますね。
カラーが豊富なのも嬉しいポイントです。 お皿に並べるだけでキレイなので、食べる前に写真を撮りたくなります。 上品なデザインなので、フォーマルなシーンでもプレゼントしやすいのが嬉しいですね。
練り切りキット

こちらは製品ではなく、和菓子作りを体験するためのキットです。
説明書だけでなく、動画でも解説があるので、お手軽に作れますよ。 作る人のレベルに合わせて「見習いレベル」から「神レベル」まで、難易度が分かれているのも嬉しいポイントです。
材料を余らせたくない時や、お子さんと一緒に楽しめるものを探している時にピッタリですね。
Cakejpで買える変わった和菓子
スイーツ専門通販サイトCake.jpで購入できるちょっと変わった和菓子を紹介します。 見た目が可愛らしいものや、珍しいコンセプトのものを集めました。 変わった和菓子が食べてみたい方は参考にしてみてくださいね。
猫の大福

可愛い猫和菓子
¥3,680税込
可愛らしい猫の顔をした大福です。 1つ1つの顔が異なるので、どんな顔の子が届くのかワクワクしますね。
あんこには北海道にある契約農家の厳選小豆が使われています。 3日間かけて丁寧に作られるあんこはおもちとの相性が抜群ですよ。 ねこや、可愛らしいものが好きな方へのプレゼントに好評です。
白鳥の卵

白鳥の卵
¥1,350税込
半世紀以上にわたって「変わらぬ伝統製法」を守っている「御菓子処 渡計」の銘菓です。 砂糖を使った「すり蜜」と呼ばれる純白の衣を「黄味餡」のまわりにまとわせて、卵のような見た目に仕上げています。
「白鳥を広く知ってもらおう」という想いから生まれた商品で、名前も見た目も可愛らしいですよね。 お茶によく合うお菓子なので、お茶会などで出すと盛り上がりそうです。
笑みこぼれる餡

笑みこぼれる餡
¥1,825税込
卵、乳製品不使用の「ヴィーガン生チョコレート」とオリジナルの餡子で包んだ餡子玉です。 チョコレートとあんこは聞き馴染みがないかもしれませんが、とっても合いますよ。
周りにまぶしてあるのは有機ココナッツフレークで、味のアクセントにピッタリです。 あんことチョコレートの組み合わせは、飲み物とも相性がよく、お茶やコーヒーの他、お酒にも合いますよ。
「ちょっと変わった和菓子を食べてみたい」という方にオススメです。
意外とカンタンに作れる練り切り
今回は練り切りのレシピを紹介してきました。 日本の伝統的な和菓子である練り切りが、たった3種類の材料でできてしまうなんて、お手軽ですよね。代表的な形も紹介したので、食用色素を使いながらオリジナルの練り切りに挑戦してみてください。
後半では、通販で買える練り切りや和菓子も紹介しましたね。 紹介した商品はこちらにまとめたので、気になったものがあればチェックしてみてください。
通販で買える練り切り
Cake.jpで買える変わった和菓子
モチモチの和菓子といえば、みたらし団子も美味しいですよね。 老舗のみたらし団子専門店をまとめた記事もあるので、気になる人は合わせてチェックしてみてください。
