焼かない生チョコタルトのレシピ4選！オーブン不要の簡単な作り方

「生チョコタルトはおいしいけど、作るのはむずかしそう」そんなお悩みを持つ方のために、オーブン不要の簡単な濃厚生チョコタルトのレシピを紹介します。

焼かずに作れるので、オーブンが家にない方やお菓子作り初心者の方でも簡単に挑戦できますよ。作るときのコツや失敗しない作り方を記載しているので、ぜひこの記事を参考にしながら作ってみてください！

基本の焼かない生チョコタルトのレシピ

まずは、焼かない生チョコタルトの基本的な作り方を紹介します。材料はたった5つだけなので用意も簡単です。

初めて作る方は、こちらの基本レシピから始めるのがおすすめです。

材料（18cmタルト型1個分）

タルト生地

• 市販のビスケット…120g
• 無塩バター…60g

生チョコフィリング

• ブラックチョコレート…220g
• 生クリーム…120ml
• 無塩バター…20g

タルト生地用のバターはあらかじめ溶かしておきましょう。

チョコレートは均等に細かく刻んでください。製菓用のすでに小さな粒状になっているものはそのままで大丈夫です。

生クリームは作り始める15分前くらいに冷蔵庫から取り出しておきます。

作り方

1. 綿棒やフードプロセッサーなどでビスケットを細かく砕く
2. 溶かしバターを加え、しっかりと混ぜる
3. タルト型に均等に敷き詰め、押し固めたら冷蔵庫で10～15分ほど冷やす
4. 耐熱ボウルにチョコレート、生クリーム、バターを入れ、600Wの電子レンジで1分ほど温める
5. ※溶けきらなかった場合はいったん混ぜてから10秒ずつ加熱していく
6. ③のタルト型に生地を流し、冷蔵庫で2時間以上冷やし固めたら完成

アレンジ方法

より手軽なレシピにしたい方は、生チョコフィリングの無塩バターを除いてもかまいません。

バターを有塩にすることで、塩気がきいたさっぱりとした食べ心地の生チョコタルトになります。

より手軽に作りたいときは、市販のタルト型を購入すると時短になります。
プレゼント用にしたいときは、カップ型のプチタルト型がおすすめです。

抹茶味の焼かない生チョコタルトのレシピ

続いて、抹茶風味のチョコタルトの作り方を紹介します。抹茶のほろ苦さは甘党でない方にも好まれます。

和スイーツ好きの方はぜひこちらのアレンジレシピを試してみてください。

材料（18cmタルト型1個分）

タルト生地

• 市販のビスケット…120g
• 無塩バター…60g

生チョコフィリング

• ホワイトチョコレート…240g
• 生クリーム…120ml
• 無塩バター…30g
• 抹茶パウダー…大さじ2

タルト生地用のバターはあらかじめ溶かしておきましょう。生クリームは作り始める15分前くらいに冷蔵庫から取り出しておきます。

作り方

1. 綿棒やフードプロセッサーなどでビスケットを細かく砕く
2. 溶かしバターを加え、しっかりと混ぜる
3. タルト型に均等に敷き詰め、押し固めたら冷蔵庫で10～15分ほど冷やす
4. 鍋に生クリームを入れ、弱火で加熱する
5. 沸騰する直前で火を止め、ホワイトチョコ・無塩バターと一緒に耐熱ボウルに入れてよく混ぜる
6. 溶けたら抹茶パウダーを入れ、よく混ぜる
7. 一回り大きいボウルに氷水を入れ、⑥にあてて粗熱をとる
8. ③のタルト型に生地を流し、2時間以上冷蔵庫で冷やし固めたら完成

お好みで、抹茶や粉砂糖を表面に降りかけると、さらにお店のような見た目に仕上がります。

アレンジ方法

抹茶パウダーは砂糖が入っていない前提のレシピとなっていますが、甘党の方やお子さん向けにするときは砂糖を加えてみてください。

2層タイプの焼かない生チョコタルトのレシピ

次に2層タイプの生チョコタルトのレシピを紹介します。基本のものよりも少し手間や材料が多くなりますが、食感や風味の異なる2層のハーモニーを楽しめます。

初心者の方でも作れるよう丁寧に解説しますので、ぜひチャレンジしてみてください。

材料（18cmタルト型1個分）

タルト生地

市販のビスケット…120g
無塩バター…60g

生チョコフィリング

チョコレート…200g
生クリーム…120ml（60mlずつ）
無塩バター…30g
グラニュー糖…40g
クリームチーズ…90g

タルト生地用のバターはあらかじめ溶かしておきましょう。

チョコレートは均等に細かく刻んで、2つ（100gずつ）に分けてください。生クリームとクリームチーズは、作り始める15分前くらいに冷蔵庫から取り出しておきます。

作り方

1層目の作り方

1. 綿棒やフードプロセッサーなどでビスケットを細かく砕く
2. 溶かしバターを加え、しっかりと混ぜる
3. タルト型に均等に敷き詰め、押し固めたら冷蔵庫で10～15分ほど冷やす
4. クリームチーズをボウルに入れ、練っておく
5. 耐熱ボウルにチョコレート（100g）とグラニュー糖、生クリーム（60ml）を入れ、500Wの電子レンジで40秒加熱したあと、1分ほどおく
6. ゆっくりと混ぜ、チョコレートを溶かす※溶けきらなければ、10秒加熱して様子をみてください
7. チョコレートの1/3をクリームチーズのボウルに入れて、よく混ぜる
8. しっかり混ざったら、すべてのチョコレートを入れて再度よく混ぜる
9. タルト生地に流し入れて表面を整えたら、冷蔵庫で1～2時間ほど冷やし固める

2層目の作り方

1. 残りのチョコレート（100g）と生クリーム（60ml）を耐熱ボウルに入れ、500Wの電子レンジで40秒温める
2. 30秒ほどおいて予熱を通してから、ゴムベラでよく混ぜる
3. タルトの上に流し入れ、表面を整える
4. 冷蔵庫で1～2時間ほど冷やし固める
5. 表面にココアパウダーや粉砂糖をふるって完成

アレンジ方法

チョコレートとクリームチーズを混ぜる際、一気に入れてしまうとムラができてしまいます。1/3ほど先に入れてなじませることで、均等な仕上がりになります。

1層目用のチョコはビター、2層目はミルクなど少し甘さを変えると、より層ごとの違いを感じられるでしょう。ぜひ好みに合わせてアレンジしてみてください。

豆腐で作るヘルシーな焼かない生チョコタルトのレシピ

最後に、豆腐を使ったヘルシーな生チョコタルトのレシピを紹介します。ダイエット中の方も安心して食べられます。

ヘルシースイーツが食べたい方はこちらのレシピで生チョコタルトを作ってみてください。

材料（18cmタルト型1個分）

タルト生地

• 市販のビスケット…120g
• 無塩バター…60g

生チョコフィリング

• チョコレート…150g
• 絹ごし豆腐…130g
• 無調整豆乳…大さじ2

タルト生地用のバターはあらかじめ溶かしておきましょう。

豆乳は作り始める15分前くらいに冷蔵庫から取り出しておきます。

作り方

1. 豆腐をキッチンペーパーで包み、耐熱容器に入れて500Wの電子レンジでラップをかけずに2分加熱する
2. しばらくすると水分が出てくるので水切りをする
3. 綿棒やフードプロセッサーなどでビスケットを細かく砕く
4. 溶かしバターを加え、しっかりと混ぜる
5. タルト型に均等に敷き詰め、押し固めたら冷蔵庫で10～15分ほど冷やす
6. チョコレートを50度の湯せんにかけて、ゆっくりと溶かす
7. フードプロセッサーなどで、②の豆腐をなめらかになるまで撹拌する
8. 粗熱がとれたらチョコレートと豆腐、豆乳を一緒にしてさらに混ぜる
9. タルト台に流し入れ、冷蔵庫で1～2時間ほど冷やし固めて完成

仕上げに、お好みでココアパウダーをふるってもおいしいですよ。

焼かない生チョコタルトを作るときの注意点

最後に、焼かない生チョコタルトを作るときに気をつけたいポイントを紹介します。

たった数点気をつけるだけで、失敗する確率がぐんと減り、よりなめらかな食感でおいしい生チョコタルトを作れるようになります。

加熱するとき

いきなり加熱すると、生クリームやチョコレートが分離してしまう可能性があるので、事前に冷蔵庫から取り出して少し常温に近い状態にしておきます。

また、加熱の力も強すぎると分離しやすいです。600Wで少しずつ加熱するようにしてください。

タルトを作るとき

タルトの台をきれいに仕上げるためには、敷き詰める際に、ラップをかけて、上から均等に圧力をかけていくことが重要です。

その際に役立つのが、大きめサイズのカレースプーンです。スプーンの底を使って押し固めると、きれいに仕上がりますよ。

チョコレートを扱うとき

チョコレートは均等に溶かすためにも、刻む際は同じ大きさになるように心がけましょう。製菓用を買えば手間も少なく、失敗のリスクが激減しますよ。

失敗の1つに、生チョコが固まらないケースがあります。生クリームの量が多すぎたり、湯煎の温度が高くてチョコレートが分離していることが原因です。

レシピ通りに作るほか、チョコレートを溶かすときの電子レンジの設定をしっかり確認することが大切です。

通販で購入できるおいしい生チョコタルト7選

最後に、通販で購入できる生チョコタルトを厳選して紹介します。数ある生チョコタルトのなかでも、特に人気＆絶品と評判の商品ばかりです。

ぜひ通販で手軽に取り寄せて、家族や友人と一緒に味わってみてください。

1口サイズで食べやすいミニ生チョコタルト

【池ノ上ピエール】生チョコタルト

池ノ上ピエールは、東京都世田谷にある老舗洋菓子店です。生チョコタルトは、オリジナルのクーベルチュールチョコレートを使用した生チョコを、ひと口サイズのプチタルトに仕上げた商品です。

舌の上ですっと溶けてしまう生チョコレートは、一度味わったら、やみにつきになる味わいです。個包装になっているので、大人数へ配る際にも最適です。

【チョコレートな関係】生チョコタルト3種

チョコレートの口溶けを形を保つ限界まで滑らかに仕上げたガナッシュを、パリッとしたコーティングで包んだ、2つの食感が楽しめるチョコタルトです。ヴァローナ社の最高峰クーベルチュールチョコレートを使用しており、なめらかな食感とカカオの香ばしさが感じられます。

ビター・ミルク・ホワイトの3種類に合わせて最適な種類のチョコを使い分けており、チョコの魅力が存分に楽しめるので、ぜひ3種類をそれぞれ食べ比べてみてください。

チョコ好きにおすすめの濃厚生チョコタルト

【御素麺屋】生チョコタルト 5号

たっぷりのチョコレートにカカオバターを加えた、濃厚な生チョコのタルトです。ざくざく食感のキャラメリゼされたアーモンドとサクサクのタルト生地がアクセントになっていて、よりチョコの濃厚さを堪能できます。チョコレート好きは大満足の、とろける生チョコタルトです。

【ポルトノアール】プレミアムタルトショコラ 14cm

キャラメル風味のガナッシュと、フランス産ヴァローナチョコレートを贅沢に使用した濃厚ガナッシュの2種類のチョコが楽しめる生チョコタルトです。
チョコ風味が非常に濃厚ですが、キャラメル風味ガナッシュの華やかな甘さと、アーモンド風味のタルト生地の香ばしさが食欲をそそり、つい食べる手が進んでしまうような味わいになっています。

マカロンがついた贅沢なトッピングとかわいらしさは、お祝いなど特別な場面にぴったりですよ。

【Reve】いちごと生チョコレートのタルト 5号

まるで花束のような見た目がかわいらしい、いちご風味の生チョコタルトです。ベースには濃厚な生チョコを敷き、その上にココア風味がしっかり感じられるチョコスポンジが2段になって乗っています。

さらにいちご風味の生クリームといちごを混ぜ込んだチョコ生クリームでトッピングしました。上から下までチョコの風味がしっかり感じられるチョコタルトです。

【タルト専門店　心優-CotoyuSweets-】大人のリッチチョコタルト

ビターチョコレートをベースにした生チョコレートにカリッと食感のクランチチョコを加え、ふわふわのチョコレートクリームとほろ苦ココアパウダーをトッピングしました。

4つのチョコレートと、粗挽き全粒粉小麦を混ぜ込んだ香ばしいタルト生地の5層のハーモニーは、贅沢な食感と奥深い味わいです。地元平戸島や九州産の素材にこだわり、保存料や着色料、白砂糖も使わず作った、身体に優しいタルトをぜひ味わってみてください。

チョコがたっぷり詰まったシンプルな生チョコタルト

【ショコラティエろまん亭】生チョコタルト 4号

生チョコがたっぷりと入った、チョコ好きも大満足な濃厚生チョコレートタルトです。トッピングされたふわふわの軽い口当たりの生クリームが、チョコのほのかな苦みとマッチし、子どもから大人まで食べやすい味に仕上げました。

記念日の方向けに、お好みの写真をプリントしたデコレーションタイプの生チョコタルトも取り扱っています。世界に1つしかない生チョコタルトを食べたいときは、そちらの商品もぜひチェックしてみてください。

濃厚生チョコタルトは簡単に作れるお手軽スイーツ

焼かないタイプの生チョコタルトは、材料を混ぜるだけで誰でも手軽にチャレンジすることができます。電子レンジや市販品を駆使することで、お子さんと一緒に作ることもできます。

簡単にできるけど完成度は高くアレンジもしやすい、そんな最強スイーツである生チョコタルトをぜひご自宅で作ってみてください。

さらに濃厚な生チョコタルトが食べたい方は、通販でパティシエこだわりの逸品を取り寄せて楽しんでみるのもおすすめです。

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