浅草の揚げまんじゅうといえばここ!絶対食べたいオススメ3選
浅草といえば、都内最古の浅草寺と、それに連なる仲見世通りが有名ですね。古き良き文化が今も根付いており、国内外から観光客が絶えない人気スポットです。
そんな仲見世通りの定番グルメに「揚げまんじゅう」があります。サクサクの衣の食感が魅力で、食べ歩きもしやすい点が魅力のおやつです。今回は、浅草の揚げまんじゅうの特徴やおすすめのお店を紹介します。
目次
浅草の揚げまんじゅうとは?
まずは浅草の名物・揚げまんじゅうについて、特徴や歴史などを解説します。より揚げまんじゅうの魅力を知ることで、浅草グルメをより楽しめるようになりますよ。
浅草の揚げまんじゅうの特徴
浅草で食べられる揚げまんじゅうは、一般的なおまんじゅうを天ぷらにして揚げたものです。衣のサクッとした食感が加わり、軽く食べられる点が特徴的です。
また、揚げたてをその場ですぐに楽しめるので、揚げまんじゅうのおいしさを余すことなく楽しめます。
味のバリエーションも豊富で、どのお店でも抹茶や黒ごまなど複数のフレーバーが販売されています。気分や好みに合わせて食べ歩きできる点が、人気の理由の1つですね。
揚げまんじゅうと天ぷらまんじゅうの違い
福島県のご当地スイーツに「天ぷらまんじゅう」というものがあります。揚げまんじゅうと見た目も似ていて、違いがあるのか気になりますよね。
結論から言うと、浅草の揚げまんじゅうと天ぷらまんじゅうはほぼ同じものです。
もともとはやや平べったいまんじゅうを素揚げにしたものを「揚げまんじゅう」と呼んでいました。
しかし、浅草で販売されている揚げまんじゅうは天ぷらの衣をつけているので、厳密に定義する場合は、天ぷらまんじゅうであると言えます。
浅草で最初に販売された際の名称が「揚げまんじゅう」だったため、そのまま定着したようです。
ちなみに「かりんとうまんじゅう」は黒糖味のまんじゅうを素揚げしているので、揚げまんじゅうに分類されます。
浅草の揚げまんじゅうの歴史
浅草で初めて揚げまんじゅうを販売したのは「金龍山浅草餅本舗」というお店です。1675年に創業した、浅草にあるお店の中でも随一の歴史を誇る老舗で、1958年に揚げまんじゅうの販売を開始しました。
50年以上愛されている揚げまんじゅうは、浅草を代表する食べ物の1つであると言えるでしょう。浅草に立ち寄った際は是が非でも食べておきたいですね。
なお、金龍山浅草餅本舗は2022年に閉店しています。
浅草でおすすめの揚げまんじゅうランキング
続いて、浅草で揚げまんじゅうが食べられるお店を、ランキング形式で3つ紹介します。どれも1度は食べてほしい絶品ばかりですので、お店選びの参考にしてくださいね。
3位:菊水堂
菊水堂の揚げまんじゅうは、全体のバランスが絶妙な仕上がりです。
衣はサクサクで、軽く食べられる食感である一方、中のあんこは重たくなく、さらっとしています。甘さも控えめなので、誰でも食べやすい風味です。
浅草でさまざまなグルメを楽しみたい方にもちょうどいい塩梅です。
各フレーバーの味は衣側につけられており、やや風味感じられる程度に抑えられています。
ふわふわの皮とあんこの優しい甘さなど、まんじゅうの魅力をしっかり楽しみたい方におすすめです。
2位:中富商店
1924年に創業した老舗です。中富商店の揚げまんじゅうは、天ぷらづくりの技術を活かしたサクサクの衣が特徴です。
中富商店では、プレーン、梅、抹茶、ゴマの4種類を販売しています。衣にはしっかり味が感じられるよう、濃いめに味つけされています。
見た目が色鮮やかで、華やかな仲見世通りの散策のお供にもぴったりです。
次々とおまんじゅうが揚がっていく様子が目の前で見られるのも、食欲をそそりますね。
揚げまんじゅうのほか、揚げ人形焼などの少し変わったスイーツもあります。
タイムサービスもあるので、仲見世通りに行かれた際はぜひチェックしてみてください。
1位:九重
第1位は、浅草寺のすぐそばにある揚げまんじゅう専門店「九重」です。
1番のおすすめポイントは、フレーバーの種類が豊富な点です。和菓子にぴったりのさくらやごま味のほか、カレーやもんじゃなどの一風変わった揚げまんじゅうも販売してます。
スイーツとしても軽食としても、時間を問わず気軽に食べられますね。
味は全部で11種類あるので、何度行っても楽しめるお店です。
また、衣側ではなく餡自体に味がついているため、1つ1つのフレーバーの風味をしっかり味わえるまんじゅうに仕上がっています。
種類が多くて悩んでしまう方は、特に人気のもんじゃや抹茶、プレーン味を試してみてはいかがでしょうか。
Cake.jpで購入できるまんじゅう3選
最後に、通販でも購入できるおいしいおまんじゅうを3つ紹介します。
浅草まで出かけるのが難しい方や、友人と気軽にシェアしたい方、贈り物などにおすすめです。こだわりの詰まった上質なおまんじゅうばかりですので、ぜひチェックしてみてください
有限会社鬼塚日昭堂
かりんとう万十 10個入り
¥1,500税込
創業70年を超えるお店ながら、生クリーム大福など時代に沿った和菓子を提供している地域密着型のお店です。
鬼塚日昭堂の「かりんとう万十」は、北海道産の有機小豆を使用しています。小豆本来の味をいかした甘さ控えめのあんと、サクサクに揚がった皮のバランスが絶妙で、特に人気のある商品の1つです。
健康に気遣う方も安心して食べられる商品です。
また、「濃いめの緑茶に合う」と評判で、お茶請けとしてリピートしている方も多い商品です。購入した際はぜひ淹れたての緑茶を用意して味わってみてください。
株式会社紅屋重正
【御菓子司 紅屋重正】大手饅頭 4個入り
¥1,950税込
「御菓子司 紅屋重正」は、越後長岡藩の時代から重用されていた由緒ある和菓子店です。200年以上の伝統製法を守り作られた和菓子たちは、昔ながらの優しい味わいで、多くの人に愛され続けています。
そんな紅屋重正の名物が、「大手饅頭」です。全国的にも珍しい、お酒の発酵を利用して膨らませた皮が特徴です。ふんわりかつしっとりした食感で、上品な日本酒の香りが感じられます。
あんは甘さが強めのこしあんを使っており、優しい食感の皮との相性はばつぐんです。
越後産のもち米をはじめとした厳選素材を使用しており、贈答用としても頻繁に利用されています。お酒が好きな方やご年配の方におすすめのおまんじゅうです。
御菓子司上野
チーズ饅頭 10個入り
¥1,500税込
浅草の揚げまんじゅうのように、「あんこ以外のまんじゅうを食べてみたい」という方におすすめなのが、こちらのチーズまんじゅうです。
宮崎県産高千穂バターをたっぷり使用しており、しっかりとチーズの味わいが感じられます。
ですがなめらかなくちどけのクリームチーズなので、濃厚ながらも軽く食べられるまんじゅうに仕上がりました。
皮の部分は高温で一気に焼き上げることで、サクサクのクッキーのような食感です。
子どももおやつ感覚で食べやすいおまんじゅうです。
揚げまんじゅうは浅草の食べ歩きに最適
昭和の時代から愛され続けている揚げまんじゅうは、食べ応えがありながらもサクサクと食べられる軽やかさが魅力です。できたての熱々をすぐに食べられる点も、よりおいしさを助長しています。
各店舗それぞれ個性やこだわりの光る絶品ばかりですので、浅草に行った際はぜひ揚げまんじゅうを堪能してみてください。