【新食感】冷凍カステラって実は美味しい！そして長持ち

カステラを開封後、常温で置いているとすぐパサついたり、傷んでしまった経験はありませんか？まるごと１本をすぐに食べるのは大変ですし、あわてて食べるのはもったいないですよね。

また保存期間を延ばそうと冷蔵したら、逆に乾燥して風味や食感が悪くなってしまったという方もいるのではないでしょうか。

今回ご紹介する保存の秘訣を知れば、美味しいカステラが長く楽しめますよ！普段とはちょっと違った味わいになるので、カステラの新しい美味しさが発見できます。

カステラは冷凍保存できる！

カステラは生菓子ですが、凍らせて保存することもできるのです。この方法を知れば、長期間にわたって美味しさを保つことができます。

1. 冷凍カステラで味のバリエーションを増やせる

カステラには水分が多く含まれています。そのためあまり日持ちせず、開封前の状態でも、長くて賞味期限が2週間から1ヶ月程度とされているものが多いです。ところが冷凍保存することにより、美味しさを保ちながら長期保存することができます！

しかも冷凍すると味が変わり、アレンジもできるため、美味しさのバリエーションが増えます。実際に食べた方からは「新たな美味しさを見つけた！」「もっと早くこの保存方法を知りたかった！」という好評の声も意外と多いのです。

 2. 実は冷凍が美味しい

全国和菓子協会のホームページにも、「カステラは冷蔵だと日持ちしないが冷凍はできる」と書かれているほど、冷凍保存を勧めています。

・食感
冷凍してもカステラは凍りません。その理由は、砂糖が多く含まれているからです。カチカチにはならず、フォークでカットできる柔らかさです。

表面はシャリッとしたシャーベット食感と、中はもちもちとした食感が絶妙にマッチしています。ヒンヤリとした冷たさが口に広がり、その後にコクや甘味が口いっぱいに広がるのです。

・保存期間
カステラを家庭で冷凍する場合の保存期間は、最長1ヶ月を目安にしましょう。

カステラは基本的に冷凍しても味が変わりません。そのため、3ヶ月から半年程度の保存が可能であるとも言われています。

しかし、冷凍しても少しずつ品質は劣化していきます。せっかく美味しく食べるために冷凍しているのに、冷凍焼けで食感が悪くなったり、臭いうつりで不味くなると残念ですよね。

できるだけ早く食べ、3ヶ月以上にわたって長期保存するのは避けましょう。

美味しく長持ち！カステラの冷凍保存方法

カステラをただ冷凍庫に入れるだけでは、せっかくの美味しさが失われてしまいます。

しかし、長く美味しく保存するには、ちょっとした工夫だけで大丈夫です！保存のタイミングやポイントを抑えておきましょう！

1.冷凍するタイミングは食べきれないと分かった時点！

賞味期限に関わらず、食べきれないと分かった時点で早めに冷凍しましょう。

カステラは常温保存が基本です。しかし、保存環境によっては雑菌が繁殖し、カビが生える危険性もあります。もちろん、開封後も乾燥ですぐに味が落ちてしまうので、開封したらすぐに冷凍するのがよいでしょう。

 2. 冷凍方法のポイントをおさえて美味しく長持ち保存！

カステラを冷凍保存するポイントは、1回で食べられる分に切り分けて冷凍することです。

小分けに保存することで、空気を遮断して乾燥を防ぎ、味や食感が低下するのを防げます。

保存の手順は下記の通りです。

1. 1回で食べられる大きさに切り分ける
2. 1つずつラップに包む
3. 密閉できる保存袋か容器に入れる
4. しっかり空気を抜いて密閉する
5. 平らにして冷凍庫に入れる

反対に一番やってはいけないのは、一本そのまま冷凍することです。棒状のまま冷凍すると、凍るまでに時間がかかります。そうすると、カステラに含まれる水分が氷の結晶になりやすく、解凍後に風味が落ちやすいです。

少し手間ではありますが、美味しさを長持ちさせるポイントなので惜しまずにやりましょう。

冷凍したカステラの解凍方法！

「いざ、解凍したカステラを食べようとしたけど、解凍方法がわからない」

そういった方のために、どのように解凍すれば良いのかもお伝えします。冷凍カステラを美味しく食べる解凍方法は以下の通り。

 1. 冷凍カステラの上手な解凍方法

解凍の方法は3つあります。食べ比べをしながら楽しむこともできますので試してくださいね。

①凍ったまま
解凍せずに、そのままアイスケーキ感覚で食べることもできます。生地は固まらず、もっちりとした食感と、しつこくない甘さ、口の中で溶ける食感がきっとクセになります。暑い日はさっぱり食べられて嬉しいですね。

②自然解凍
冷凍庫から冷蔵庫にうつして自然解凍するだけの、とても簡単な方法です。

ここで注意してほしいのは、常温で解凍しないことです。冷凍庫から常温で解凍すると、温度差が激しいため水滴が出やすくなります。水滴がつくと味や食感を変えるだけでなく、カビが発生し細菌が繁殖してしまう場合もあるので、解凍する時はゆっくりと冷蔵で解凍し、待つ時間を楽しみましょう。

③電子レンジ
すぐにカステラが食べたい時は、電子レンジでの解凍がおすすめです。

カステラをお皿に乗せてラップをし、10秒ずつ短時間で様子を見ながら温めるようにしましょう。加熱しすぎるとパサパサになってしまうので、少しずつ温めるのがコツです。

すぐに解凍したい場合や、温かいカステラを食べたい場合は、電子レンジ解凍が便利ですね。

 2. パサパサになった時の復活術

電子レンジで加熱しすぎてしまい、パサパサになってしまった場合はどうすればよいかもお伝えします。実は復活させる方法も意外と簡単です。

まずはラップをかけずに、パサパサになってしまったカステラをお皿にのせましょう。そして別の容器に30ccほどの水を入れて、一緒に加熱するだけOKです。1切れにつき約20秒ほど加熱するだけで復活します。

冷凍カステラの簡単アレンジレシピ3選

冷凍カステラはただ冷凍するだけじゃなく、アレンジでさらにいろんな食べ方ができるお菓子です。作り方もとても簡単ですし、1本のカステラで何パターンか作ることもできます。

ぜひ、試してみてください。

1. 簡単！牛乳に浸して凍らせるだけ

• ラップを広げてカステラを置く
• カステラにまんべんなく牛乳をかける
• ラップに包んで、冷凍用保存袋または容器に入れる
• 冷凍庫で6時間程度冷やす

 2. カフェ風におしゃれアレンジ

• ボウルに生クリーム、シナモンパウダーを入れてホイッパーで混ぜる
• ラップを広げてカステラを置く
• 混ぜ合わせた液をカステラにまんべんなく塗る
• 冷凍庫で1時間程度冷やす

 3. 「ミタゾノ」レシピでチーズケーキアレンジ

• 牛乳とクリームチーズを弱火で温める
• 粗熱を取る
• ラップを広げてカステラを置く
• カステラにまんべんなく染み込ませる
• 染み込んだら冷凍庫で6時間程度冷やす

通販でも買える、おすすめカステラ

Cake.jpでは、カステラのお取り寄せも多数揃えています。そのままでも美味しいカステラを楽しみつつ、食べきれない時は今回紹介した冷凍カステラで2重の美味しさを味わってください。

【パティスリー クールアンドハート】黄金のザッハカステラ

チョコ好きにはたまらない、チョコレートたっぷりのカステラ生地です。

練りこんであるのは、72％という高カカオなチョコレートで、大人の味が楽しめます。ウィーンで約200年の歴史を持つザッハトルテと、日本の伝統菓子であるカステラが掛け合わさったとなれば、一度は味わってみたい一品ですね。

重厚感のある専用箱でのお届けなので、冠婚葬祭や贈り物としても最適です。

【グルテンフリースイーツのコメル】お米のカステラ（地酒）

米粉を使ったグルテンフリーカステラは、小麦アレルギーの方や健康を考える人にもおすすめなカステラです。

山形県酒田が誇る地酒をたっぷりと染み込んだ風味華やかなカステラは、おやつやデザートだけでなく、お酒のつまみにもなります。ちょっと大人なカステラも特別感がありますね。

地酒以外にも、プレーンやチョコも販売されているので、お子様がいるご家庭でも安心して食べられますよ。

【御菓子処　双葉屋】十割カステラ（KIMIだけのカステラ）

通常、長崎カステラの一種である五三焼きは、卵黄5・卵白3の割合ですが、なんと十割カステラは、黄身だけしか使わないこだわりのカステラです。

独自の配合と技法により作り出されたカステラは、卵のコクとしっとりした口当たりを実現させました。

登録者33万人を誇るM.S.S Project ChannelさんのYouTubeチャンネルでも紹介されるほど、人気のカステラです！

【パティスリー魔法庵】台湾カステラ

国産小麦を100％使用した、しっとりした濃密な生地で、ふわとろの食感が特徴の台湾カステラです。こちらは冷凍便で届くので、すぐに冷凍カステラが食べられるのも嬉しいですね。

驚くほどふわふわな口当たりで、大きなカステラですがペロッと平らげてしまいます。

冷凍カステラをつくって長く楽しもう

一度冷凍カステラの新食感を味わったら、何度でも試したくなるでしょう。

保存も延ばせるとなれば、やらないメリットはないですね。作り方も簡単でアレンジもできるので、自分だけの冷凍カステラの美味しさを広げてみませんか。

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