ブッシュドノエル・デュオ～ジャポネ＆ルージュ～ チョコレートな関係 クリスマス2025

■ブッシュドノエル・ジャポネ～柚子と抹茶の和のノエル～
日本らしい繊細な香味を、クリスマスに
愛知・西尾産の抹茶と国産柚子。日本らしい繊細な香味を、クリスマスの特別感の中に丁寧に閉じ込めた和のブッシュドノエル。

生地と層のこだわり — 受け止める“土台”と、香りを重ねる層
生地はしっとりと気泡のきめが細かい抹茶シフォン。噛むほどに抹茶の旨みがじんわり広がり、あとに続く層の香りを受け止める“土台”の役割を担います。巻き込んだのは、柚子の清々しいアロマを移した柚子ショコラシャンティー。ショコラの丸みのあるコクに、柚子の爽やかな酸とほのかなビターが重なり、口どけとともに香りがふわりと立ち上がります。中心には、ホワイトチョコに抹茶を合わせた抹茶ガナッシュ。なめらかで密度のある食感が、全体の輪郭を上品に引き締めます。

艶のグラサージュと遊び心のマカロン
外側はやわらかな艶をまとった抹茶グラサージュショコラでコーティング。ひと口目のタッチをすべらかにし、抹茶の緑が美しく映えるよう設計しました。トップには抹茶と柚子のマカロンをデコレーション。遊び心のある彩りがテーブルを華やがせ、写真映えも抜群です。カットした断面に現れる“抹茶の緑 × ショコラのブラウン × グラサージュの艶”のコントラストは、クリスマスの食卓に凛とした和の気配を添えます。

三段階でほどける余韻設計 味わいは三段階で変化。最初に感じるのは柚子の清香とグラサージュ由来のやわらかなカカオ感。次に、抹茶ガナッシュのコクとまろみが中心に現れ、ショコラの甘みを上質に整えます。最後に、抹茶シフォンの穏やかな渋みと香りが余韻を支え、濃厚でありながら軽やかな後味へ。甘み・酸・ほのかな苦味がバランスよく重なり、もう一切れ欲しくなる設計です。

シーンに合わせて選べる2サイズ 長さ15cmは家族やゲストの集まる夜に、長さ10cmは少人数の時間や贈り物に。どちらも食後の一杯と好相性です。煎茶／ほうじ茶は抹茶の旨みを、軽めのコーヒーは柚子の清香を引き立てます。温かい飲み物と合わせると、後口は一段と軽やかに。大人の席ではシャンパーニュを一杯。細かな泡と柑橘のニュアンスが柚子の清香に寄り添い、香りの立体感がいっそう際立ちます

特別な夜を上品に
抹茶の深みと柚子の余韻が静かに重なる一本で、特別な夜を上品に彩ってください。


■ノエル・ルージュ～ベリー×ショコラの華やぎ～
最初に目を奪うのは、鏡のように澄んだグラサージュ・ルージュの艶です。星とベリーの意匠が赤を引き立て、テーブル中央に置いた瞬間から祝祭の気配が立ち上がります。ひと口目はベリーの甘酸がふわっと広がり、すぐにショコラのコクが寄り添う流れ。甘みをきれいに切る酸が全体の輪郭を整え、甘すぎず軽やかな後味が「もう一切れ」を自然に誘います。

断面に現れるレイヤーは、写真と同じ順で印象が移ろいます。最上層のグラサージュ・ルージュが最初のタッチをなめらかに整え、続くムース・フリュイルージュが果実のふくらみを与え、中央のショコラプディングが舌の上に密度のある厚みを描きます。シュトロイゼル・ヴァニーユのさくほろとした食感が間合いをつくり、ジュレ・ミックスベリーが張りのある酸で味わいを引き締め、最後にホワイトショコラ・パウンドのやさしい甘みが余韻をまとめ上げる——「とろり→ふわり→しっとり」という口どけの連続と、「酸味→コク→まろやかさ」という味のグラデーションが、一口の中で美しく重なります。

見た目の存在感も魅力。赤の鏡面はキャンドルや照明の光を受けて表情を変え、角度を少し変えるだけで写真に奥行きが生まれます。トップの飾りは高さとリズムを与え、切り分けた後の一皿にも小さな華やぎを残します。テーブルコーディネートに迷うときも、赤が主役のアクセントとなり、白いプレートやリネンと合わせるだけで絵になります。

サイズは15cmと10cmをご用意。家族や友人が集う夜のメインにも、少人数でゆっくり過ごすひとときにも。箱を開けた瞬間から写真の最後の一枚まで美しく。ベリーの華やぎ×ショコラの余韻が、クリスマスの記憶に鮮やかな赤を残します。