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自宅でできる!美味しいずんだ餅の作り方     お取り寄せ商品も紹介                

鮮やかな緑色が特徴的なずんだ餅。最近では、コンビニスイーツとしても見かけるようになり、身近な存在になりました。一度は見たり食べたりしたことのある方も多いのではないでしょうか。今回は、そんなずんだ餅の歴史や由来と、自宅で美味しく作れるレシピを紹介します。おすすめの餅のお取り寄せ商品の情報もお届けするので参考にしてください。

「ずんだ餅」とは

出典:AC photo

ここでは、ずんだ餅の基礎知識をお届けします。これを読めば、今すぐにでもずんだ餅を食べたくなること間違いなしです。

ずんだ餅の「ずんだ」とは?由来と語源

ずんだ餅は南東北地方(宮城県・福島県・山形県)の郷土料理です。「ずんだ」の語源は定かではなく、由来は諸説あります。ここでは有名な3つの説を紹介します。


ずんだ餅の本場である南東北地方はかつて仙台藩の領地でした。そこの藩主、伊達政宗公が陣中(戦のさなか)に太刀で枝豆をすり潰して食べていたという言い伝えがあります。ここから、「陣中の太刀」が訛って、「陣太刀(じんたち)」となり、「ずんだ」となったという説です。


仙台藩に住んでいた「甚太(じんだ)」という農夫が枝豆を潰して餅と混ぜたものを作り食べていたことからその名をとり、「じんだもち」が「ずんだもち」になったという説です。


領民が伊達政宗公に差し出した、枝豆を打ち潰して作られた餡に絡めた餅を「豆打餅(ずだもち)」と呼んでおり、それが訛って「ずんだもち」になったという説です。

以上の3つの謂れがあります。みなさんはどの説が有力だと思いますか。

あの鮮やかな「緑色」の正体は?

出典:AC photo

ずんだ餅の綺麗な緑色の正体は、実は枝豆なのです。ずんだ餡は枝豆をすり潰したものに、砂糖と塩を混ぜ合わせて作られています。そのためずんだ餅は枝豆の旬である夏の風物詩で、発祥の地である南東北地方ではお盆の時期に食べられています。

また、原料の枝豆は栄養満点です。高たんぱくかつ低脂質でヘルシーなうえに、美肌・美容に効果のあるイソフラボン、疲労回復や免疫力向上に効果的なビタミン類、高血圧予防や浮腫の改善に効果的なカリウムなどを多く含みます。昔から暑さの厳しい時期に食べられていた背景には、このように夏バテ予防や健康維持増進の効果への期待も込められていたのかもしれませんね。

自宅で簡単にできるずんだ餅の作り方

出典:AC photo

自宅で簡単にできるずんだ餅の作り方を紹介します。とてもシンプルなレシピで必要とする材料も少ないため、気軽に挑戦しやすいです。ここではずんだ餅の旬である暑い時期にも食べやすい『冷たいずんだ餅』を作ります。ぜひ、ご自宅で出来立てでしか味わえない美味しさを堪能してください。

ずんだ餅の材料(餅6個分)

・枝豆さやつき 300g(正味150g)
・切り餅 6個
・砂糖 大さじ3
・塩 ふたつまみ

ずんだ餅の作り方

【枝豆の下ごしらえをする】
①鍋にお湯を沸かし、さっと洗った枝豆をさやごと入れます。沸いたら火を少し弱め、15分程度かけて柔らかめに茹でます。
②ざるにあげて、手で触れる温度になればさやから実を取り出します。
③さやから取り出した実の薄皮を取り除きます。

【ずんだ餡を作る】
④取り出した実がまだ温かいうちにすり鉢へ移し、そこに砂糖と塩を加え、すりこぎで粗く潰しながら混ぜていきます。潰し加減は好みでよいですが、餅に絡みやすくなれば完成です。出来上がったずんだ餡は、冷蔵庫で冷やしておきます。

【餅を茹でる】
⑤大きな鍋、または深めのフライパンに餅が被るくらいの水(餅を入れたとき1cm上に水面がくるくらい)を入れて火にかけます。お風呂より少し熱いくらいの温度になったら、そこに重ならないようにして餅を入れます。
⑥そのまま弱火でコトコトと3~5分程度茹でて餅に火を通します。(餅が柔らかくならなければ、火を止めて余熱で柔らかくなるまで置いておきます)
⑦バッドに水を張り、その中に柔らかくなった餅を重ならないように移します。水がぬるくなったら一度水を取り替え、そのまま冷蔵庫に移し10分程度冷やします。

【仕上げ】
⑧餅をキッチンペーパーの上に置き、水気を軽く取り除きます。
⑨餅にずんだ餡を絡めて完成です。

美味しいずんだ餡を作るポイント

■枝豆は冷凍ではなく、鮮度の良いさやつきのものを茹でて作ることをおすすめします。

■【薄皮を取り除くときのコツ】 
取り出した実を一掴みずつ水を張ったボウルに入れ、その中で指先を揉むように動かすと綺麗に薄皮が取れてきます。全て取り除けたら上澄みと一緒に薄皮を捨て、実に薄皮が残っていないかを確認し水気を切ります。仕上がりが水っぽくならないように、水気を残さないようにするのがポイントです。

■枝豆をすり潰すとき、すり鉢がなければ、フードプロセッサーで軽く攪拌して潰したり、厚手の食品用ビニール袋に入れて叩いて潰す方法などもあります。用意できる道具を上手く工夫して作ってみましょう。

■今回は冷たいずんだ餅の作り方を紹介しましたが、温かいものもほっこりする美味しさでおすすめです。両方作って食べ比べをしても楽しいですね。

cake.jpで購入できるおすすめのお餅

スイーツ専門の通販サイトcake.jpで購入できるおすすめのお餅を紹介します。ご自宅にいながら、全国の有名なお餅を楽しむことができます。お餅を食べて、ほっこり穏やかなひとときを過ごしませんか。

【出羽の恵み かすり家本店】ずんだ餅3箱(ずんだ餅4個入りパック×3箱)

山形県にある1983年創業の和菓子屋さんの作るずんだ餅です。「米菓子を通して米文化の伝承と日本伝統文明の語り部になる」を理念に、素材・製法にこだわった本格和菓子の製造・販売をしています。
パックを開けた瞬間、枝豆の香りが周囲に広がり食欲をそそり、甘さの加減や枝豆の潰し具合が丁度よいと好評を得ています。また、添加物、着色料なしなので安心して楽しむことができるのも嬉しいです。

【松風庵かねすえ】特製名菓わらび餅

特製名菓わらび餅

特製名菓わらび餅

¥1,200税込

1965年に瀬戸の都である高松に創業した老舗和菓子店です。
「わらび餅はやはり餅だった!」と素直に感じられる秀逸品です。この極めて本物志向のわらび餅は讃岐特産の和三盆と希少糖を使用しています。本わらび粉のコシの強さとたっぷりかかったきな粉のハーモニーが絶妙です。
2014年にダイヤモンドセレクション銀賞を受賞しています。

【青森・黒石銘菓のお店シャロン甘洋堂】生チョコ餅6個入り ホワイトチョコ

生チョコ餅6個入り ホワイトチョコ

生チョコ餅6個入り ホワイトチョコ

¥980税込

江戸時代より続く、青森県黒石市の名所「こみせ通り」に近い場所に佇む名店で、モンドセレクション連続最高金賞・内閣総理大臣賞を受賞しています。
青森県産のもち米100%の羽二重餅に、メレンゲを加えた餅生地に、全体の50%以上もの生チョコレートが包み込まれています。キラキラ輝くオブラートの粉末があたかも雪のようで心躍り、ミルキーな味わいがとろけるのが特徴です。甘すぎないチョコレートがお好きな方には、スイートチョコレートバージョンもおすすめです。

ほっこりどこか懐かしい味をぜひ自宅で

出典:AC photo

今回は自宅で簡単にできるずんだ餅の作り方を紹介しました。休日に出来立てを堪能するのもいいかもしれません。お取り寄せも活用して、ぜひお餅を食べてほっこりするひとときをお過ごしください。

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