和菓子の種類知っていますか？春夏秋冬の季節別おすすめも！

和菓子は日本で古くから親しまれている伝統的なお菓子であり、素朴な味わいと見た目の美しさで外国人観光客からの人気も高いですね。日本の和菓子は、材料や製造方法でいくつかの種類に分類されます。今回は和菓子の種類について解説しながら、春夏秋冬で楽しみたい季節のおすすめの和菓子もピックアップしてご紹介します。

和菓子の種類は大きく分けて生菓子・半生菓子・干菓子の3つ！

みなさんは普段食べている和菓子にはどんな種類があるか知っていますか？和菓子は主に水分量や製法などから、生菓子、半生菓子、干菓子の3つに分けられます。それぞれの和菓子にはさまざまな魅力があり、日持ちする長さなども異なります。3つの和菓子の特徴などについて詳しく解説していきましょう。

和菓子の種類①生菓子

和菓子の中でも生菓子は、水分を多く含んでいるのが大きな特徴です。一般的には水分30％以上のものを言います。生菓子は素材をそのまま使用しているため乾燥に弱く、賞味期限もあまり長くありません。完成してから美味しく食べられる賞味期限は当日から2日程度でになりますので、なるべくその日に食べられるぶんだけを購入して楽しむのがおすすめです。また生菓子は小豆などで作る餡（あん）を使うものが多く、職人技が見事な美しい練り切り、大福やお団子、求肥なども生菓子に含まれます。

和菓子の種類②半生菓子

半生菓子は生菓子よりも水分は少し少な目です。一般的には水分が10～30％程度のものがこちらに含まれます。水分が少ないため生菓子よりも賞味期限が長く、およそ3日から1週間程度は日持ちします。お呼ばれなどの手土産にも最適ですね。口に入れた時の歯触りは生菓子よりも少し弾力を感じますが、お年寄りでも楽しめる和菓子が多いです。最中や寒天ゼリー、石衣、羊羹などが半生菓子と呼ばれています。寒天ゼリーや羊羹は暑い季節に冷蔵庫で冷やして食べると絶品です。

和菓子の種類③干菓子

干菓子は半生菓子よりもさらに水分を減らした和菓子です。一般的には水分が10％以下のものが干菓子と呼ばれています。和菓子の中では最も賞味期限が長く、商品によっては1ヶ月以上日持ちするものもたくさんあります。老舗和菓子店の干菓子は、お盆やお彼岸などのお供え物にもよく選ばれています。干菓子は室温などの影響も受けにくいため、お中元やお歳暮などの遠方への贈り物にも最適です。焼く、乾燥させるなどの製法で作られたものが多ため、食感が固いため小さな子供やお年寄りのオヤツには不向きかもしれません。干菓子には金平糖、せんべい、甘納豆、和三盆、おこしなどが含まれます。

和菓子で四季の移り変わりを満喫！春夏秋冬でおすすめの和菓子

和菓子は日本ならではの四季を感じられるものがたくさんあります。色鮮やかで美しい和菓子や、旬の素材を使って作られる和菓子で、見た目や味から四季の移り変わりを楽しむのも風情がありますよ。春夏秋冬の季節ごとにおすすすめの和菓子をそれぞれご紹介します。

お花見をしながら食べたい「春におすすめの和菓子」

春は寒さもやわらいでポカポカと陽気が気持ちいい気候になりますね。桜も開花するお花見の時期は、やっぱり桜餅が欠かせません。薄いピンク色のかわいいお餅を桜の葉の塩漬けで巻いた桜餅は、まさに春にぴったりの和菓子です。他にも春に旬を迎えるイチゴを贅沢に使ったイチゴ大福や、ピンク・緑・白の三色団子なども人気があります。黄色や水色などカラフルな色で星のような形をした金平糖も華やかさがあって春の季節にふさわしいですね。またお祝いの席などでは花のように美しい上生菓子も人気です。5月の子供の日は家族みんなで柏餅が定番でしょう。

見た目も涼し気な「夏におすすめの和菓子」

気温があがって蒸し暑くなる夏は、見た目も涼し気な和菓子がおすすめです。梅雨の時期はツルンと軽い食感の　くずきりなどが食べたくなりますね。初夏のイメージで若鮎などの和菓子も季節によく合います。また夏は水羊羹や寒天ゼリーなど冷蔵庫で冷やしてから食べられるものが午後のオヤツタイムに最高ですよ。アイスクリームなどの洋菓子も良いですが、食べすぎると体を冷やしてしまうこともあります。お腹に優しい和菓子で夏の暑さを乗りきりましょう。

お月見をしながらのんびり味わいたい「秋におすすめの和菓子」

だんだん涼しい風が吹き始める秋は、お月見などをしながらのんびり食べられる和菓子が人気です。お月見と言えばやっぱり欠かせないのが月見団子ですね。好みによって、小豆の餡やみたらし餡のお団子もおすすめです。また秋の味覚を贅沢に使った栗きんとんや芋羊羹なども素朴な味わいで和菓子好きにはたまりません。お彼岸の時期は、家族でおはぎ作りにチャレンジするのも楽しそうです。おはぎの定番の味は小豆餡、きなこ、青のりなどですね。紅葉狩りに行った時は紅葉まんじゅうをお土産にすると喜ばれますよ。

熱いお茶と一緒に食べると最高な「冬におすすめの和菓子」

寒い冬は暖かい部屋の中で熱いお茶と一緒に食べる和菓子が最高です。冬は体をポカポカと温める効果がある柚子を使った柚子餅や、酒粕を使った酒饅頭がおすすめです。また年末年始のお祝いに合わせて、縁起が良いお菓子と言われるきんとん（金団）や華やかな見た目の練りきりの上用生菓子もたくさん店頭に並びます。雪をモチーフにしている雪平（せっぺい）で季節感を感じるのも素敵ですね。

通販で和菓子を買うならCake.jpで！人気の和菓子をピックアップ

近所に和菓子店がない場合は通販を利用すると便利ですよ。人気スイーツが通販で買えるCake.jpは、洋菓子から和菓子まで幅広く取り添えろている人気のサイトです。ここからはCake.jpで買える人気の和菓子を厳選して3つピックアップしてご紹介します！

壺屋総本店「壺もなか」

1つめにご紹介するのは、壺屋総本店の「壺もなか」です。昭和8年から販売している歴史ある和菓子で、発売当初から製法を変えずに、独自に考案した大納言小豆と白隠元（しろいんげん）の自家製餡を使った絶品もなかです。壺屋総本店は北海道にある和菓子屋で、もなかに使用している材料は地元の北海道産のものを厳選しています。美味しさの中にどこか懐かしさを感じる「壺もなか」は、壺の形をしたデザインも独特でかわいいですよ。

東山八ツ橋本舗「東山 宇治抹茶餡入り生八ツ橋」

「東山 宇治抹茶餡入り生八ツ橋」は、京都の銘菓である八ッ橋専門店の東山八ツ橋本舗の人気商品です。京都宇治産の宇治抹茶を使用し、中の餡にも宇治抹茶を贅沢に混ぜ込んだ抹茶餡を使用しています。半生菓子ですが賞味期限が製造日から20日と比較的長いため、お土産などにも最適です。また上品な見た目の和菓子で目上の方やご年配の方へのちょっとしたギフトにも選ばれています。抹茶好きにはたまらない逸品ですよ。

和のかし 巡「福めぐり」

和のかし 巡の「福めぐり」は、グルテンフリーで無添加の材料にこだわって作っている大福です。甘みは血糖値を上げにくいと言われている有機アガベシロップだけを使い、低糖度であっさりした優しい味わいが特徴です。生地には無農薬の餅玄米、無農薬黒豆、有機キアヌ、さらにデトックス効果のある備長炭を混ぜん込んでおり、餡は無農薬の小豆を使って作られています。健康面が気になる人も、ぜひ一度食べてみてはいかがでしょうか。

四季折々さまざまなシーンで和菓子を楽しみましょう！

今回は和菓子の種類や、春夏秋冬別のおすすめ和菓子、さらに人気のスイーツ通販サイト「Cake.jp」で買える和菓子をピックアップしてご紹介しました。和菓子は小麦粉や卵を使わないものも多く、グルテンやアレルギーが気になる方でも楽しめる商品がたくさんあります。ぜひ名店の和菓子を通販で取り寄せて、季節の移ろいを目と舌で味わってみてくださいね。

和スイーツでほっとひと息！お取り寄せできる人気の和スイーツ5選!

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